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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 公民科教育法
こうみんかきょういくほう
Method of Citizenship Education
単位数 4 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

通年

開講時間 火曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 水野 悟(三重県立高校教諭)

MIZUNO, Satoru

学習の目的と方法

授業の概要 公民科の目標を理解する。
・公民科の基本的な内容が分かる。
・公民科の授業を構成するための教材研究ができる。
・公民科の学習指導案が書ける。
・公民科に関する模擬授業ができる。
学習の目的 ・公民科の教科目標、カリキュラムが理解できる。さらに公民科の学習指導案が適切に書け、すぐれた授業ができるようになる。
学習の到達目標 ・公民科の教科目標、カリキュラムが理解できる。さらに公民科の学習指導案が適切に書け、すぐれた授業ができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業

教科書 日本公民教育学会編、『テキストブック公民教育』、第一学習社
参考書 日本公民教育学会編『公民教育事典』第一学習社
文部科学省『高等学校学習指導要領解説-公民編 平成22年6月』教育出版
成績評価方法と基準 出席(原則として、遅刻を含まず、講義回数の三分の二以上の出席がなければ、試験の受験資格を認めない)。  授業への参加度10%、ふりかえりレポート40%、定期試験50%。 評価内容は、具体的論理的な議論・文章を作成できたか、批判的な見解を科学的論理的な根拠に基づいて行っているか、新たな論理を展開しているか、などで行う。
オフィスアワー 【連絡窓口】三重大学教育学部社会科教育講座 永田 成文 先生
受講要件 教育学部は、3年次に社会科教育法I、及びIIを履修している者。
予め履修が望ましい科目 経済学概論、社会学原論、政治学概論、法学概論
発展科目
授業改善への工夫 講義形式だけでなく、対話・グループディスカッションを行う。また、それを全体へ還流し再討議・総括へと結びつける。また、「ふりかえりシート」を次回の講義に活かす。
その他

授業計画

キーワード 高校公民科教育の理論と実践
Key Word(s) Theory and Plactices of High School Civics
学習内容 前期
第1回 公民の概念
第2回 公民科教育の目標
第3回 公民教育の歴史(戦前)
第4回 公民教育の歴史(戦後)
第5回 高校公民科の成立と推移
第6回 公民科の諸科目と内容構成
第7回 公民教育の現代的課題
第8回 公民科の内容(社会関係)
第9回 公民科の内容(倫理関係)
第10回 公民科の内容(政治教育関係)
第11回 公民教育の内容(法教育関係)
第12回 公民科の内容(経済教育関係)
第13回 公民科の内容(租税・財政教育関係)
第14回 公民教育の内容(国際政治関係)
第15回 公民教育の内容(国際経済関係)
定期試験

後期 
第 1回 模擬選挙の実際
第 2回 Debateの実際
第 3回 グループ学習(学びの共同体)の実際
第 4回 ワークショップ(Presentation)の実際①
第 5回 ワークショップ(Presentation)の実際②
第 6回 教科書の検討
第 7回 学習指導案の検討①
第 8回 学習指導案の検討②
第 9回 シラバス作成と工夫
第10回 学習指導案の単元設定と内容作成1
第11回 学習指導案の単元設定と内容作成2
第12回 模擬授業1、ふりかえり
第13回 模擬授業2、ふりかえり
第14回 模擬授業3、ふりかえり
第15回 模擬授業4、ふりかえり
2月 後期定期試験
事前・事後学修の内容 【一括】日々、新聞の政治・経済関係や様々な記事に目を通し、教材として使えそうな記事は切り抜いてスクラップしておく。また、それらに対して批判的な視点で自らの観点を構築しておく。 【各回】自身が授業者としてどう行いたいのか、また、どのような教育や授業が適切なのか考えて受講する。また、「ふりかえりシート」に、批判的発展的な内容を盛り込みながら授業当事者としての資質を育成していく。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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