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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 呼吸器内科学
こきゅうきないかがく
Respiratory Medicine
単位数 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

スケジュール表による

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 1, 2, 3, 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限
業務スケジュールにより変更される場合がある
開講場所 三重大学医学部附属病院 10階南病棟、内視鏡室、呼吸機能検査室

担当教員 中原博紀

Hiroki Nakahara

学習の目的と方法

授業の概要 呼吸器疾患には腫瘍、感染症、アレルギー、免疫など多彩な疾患が存在し、軽症から重症例、急性期から慢性期まで多岐にわたる。呼吸器疾患の経験を中心に、診療チームに参加し、チーム医療の一員として診療業務を担当することで、医師として基本的な態度、知識、技能の修得を目的とする。
学習の目的 呼吸器疾患は頻度の高いcommon diseaseが多く、呼吸器内科の主要疾患に関する基礎知識および画像診断・技法について理解する。また呼吸器診療をチーム医療の一員として経験することにより、内科の基本臨床技能を身につけるとともに、患者や医療スタッフと良好なコミュニケーションを保つ重要性を理解する。
学習の到達目標 1.呼吸器内科の主要疾患である肺癌、呼吸器感染症、アレルギー・閉塞性肺疾患、びまん性肺疾患の病態を理解し、診断、治療を説明できる。2.診断および治療に必要な画像検査(X線、CT、核医学検査など)の読影と評価、呼吸器内視鏡検査の特性の理解、呼吸機能検査の分析と評価ができる。3.受け持ち患者について医療面接を通して適切な病歴聴取、系統的な身体診察ができ、診断、検査、治療方針についてカンファレンスでプレゼンテーションできる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 実習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業

教科書 1.内科学. 朝倉書店 2.新臨床内科学. 医学書院 3.診察診断学. 医学書院 4.CECIL Textbook of Medicine. Saunders 5.HARRISON’s Principles of Internal Medicine. McGraw‐Hill 6.The Washington Manual of Medical Therapeutics. Lippincott William & Wilkins 7.Problem‐Oriented Medical Diagnosis. A Little, Brown and Company 8.各学会ガイドライン 9.その他、必要に応じて随時資料を配布
参考書 1.内科学. 朝倉書店 2.新臨床内科学. 医学書院 3.診察診断学. 医学書院 4.CECIL Textbook of Medicine. Saunders 5.HARRISON’s Principles of Internal Medicine. McGraw‐Hill 6.The Washington Manual of Medical Therapeutics. Lippincott William & Wilkins 7.Problem‐Oriented Medical Diagnosis. A Little, Brown and Company 8.各学会ガイドライン 9.その他、必要に応じて随時資料を配布
成績評価方法と基準 ①出席状況 ②実習態度 ③口頭試問 ④内科総括試験などを行い、総合的な評価を行う。
オフィスアワー 毎週月曜日~金曜日08:00~17:00、附属病院10階南病棟ドクターステーション。中原博紀、不在時は呼吸器内科医師、医局または病棟事務補佐員を通じて連絡。学生用PHSを活用すること。
受講要件 4年次に実施されるCATOによるCBT、OSCEに合格していること。
予め履修が望ましい科目 医学科1年から4年次までに履修、合格が求められている全科目。
発展科目
授業改善への工夫 総括試験に臨床能力評価を30年度より組み入れる予定。
その他 公開されている実習予定表などで事前学習することが望ましい、また前の実習班より患者の引き継ぎを受けておくことが望ましい。

授業計画

キーワード 肺炎、肺結核、肺真菌症、COPD、気管支喘息、特発性間質性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシス、膠原病、肺癌、縦隔腫瘍、胸膜炎、気胸、呼吸不全、化学療法、免疫療法
Key Word(s) pneumonia, pulmonary tuberculosis, pulmonary fungal disease, COPD, bronchial asthma, idiopathic interstitial pneumonia, hypersensitivity pneumonitis, sarcoidosis, collagen disease, lung cancer, mediastinal tumor, pleuritis, pneumothorax, respiratory failure, chemotherapy, immunotherapy
学習内容 診療参加型臨床実習。「臨床実習要項」の呼吸器内科実習予定表に記載。呼吸器内科で入院の多い疾患(肺癌)を中心に担当し、機会があれば間質性肺炎、肺炎、COPD、気管支喘息なども担当する。ミニレクチャー、カンファレンスへの参加および症例プレゼンテーションなどを行う。
事前・事後学修の内容 事前学習:医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる学習到達目標について事前に参照し学習しておくこと。
事後学習:学習到達目標のうち理解が不十分な項目や実習で経験した症例について教科書や参考書等で確認し知識を深めること。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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