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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義:アジア学 A
とくしゅこうぎ あじあがく A
Special Lecture : Asian Studies A
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 金曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 ラッタナセリーウォン センティアン(人文学部)

RATTANASERIWONG SANGTIEAN

学習の目的と方法

授業の概要 現在、グローバル化が進む中で、世界中の「人」が情報交換を行うことが容易になっている。「言語」の壁を越えた地域間の「文化」交流が活性化し、東南アジア地域と日本とのつながりは、今や私たちの生活にまで大きく影響している。そのため、両地域の関係性の変容を知ることは非常に有益なことである。本講義の前半では、東南アジア諸国の歴史、並びに地域特性について学び、東南アジアの基本的な知識を身につける。そして後半は、東南アジア諸国と日本との交流に着目し、両地域における「人」「言語」「文化」に関するいくつかの課題について考察する。
学習の目的 講義でとりあげる様々な課題について論じ合うことにより、母国である日本と東南アジアとの相違点・類似点に気づき、東南アジアの人々と自身に対する理解を深めた上で、多様な価値観で両地域を見つめることのできる力を身につける。
学習の到達目標 東南アジアに関する課題に関心を持ち、多文化共生社会のあり方を理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 PBL キャリア教育の要素を加えた授業

教科書 必要に応じて資料を配布する。
参考書 ウィッタヤーパンヤーノン・スニサー(2012)『日本人のふしぎコミュニケーション』祥伝社
加藤剛(2004)『変容する東南アジア社会―民族・宗教・文化の動態』めこん
ポンニミット・ウィスット(2006)『タムくんとイープン』新潮社
Beeson, Mark (2009) Contemporary Southeast Asia (Hampshire: Palgrave Macmillan)
成績評価方法と基準 毎回の小テスト40%、発表(グループワーク、2回)40%、試験か小レポート20%
オフィスアワー 事前にアポイントを取ってください。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
授業改善への工夫 質問や意見があれば、授業中にいつでも気軽に聞いてください。皆で活発に議論しましょう。
その他 出席チェックの代わりに各クラスの時間内で教えた内容から出題する小テスト(4問程度)を毎回行う。後半はゲストスピーカーを招待することもある。

授業計画

キーワード 東南アジア、タイ、異文化理解
Key Word(s) Southeast Asia, Thailand, Intercultural understanding
学習内容 1. イントロダクション
2. 文明と宗教①
3. 文明と宗教②
4. 東南アジアのニューカマー
5. 植民地時代と近代化
6. ASEANについて
7. 東南アジアと日本の関係
8. 継承語教育:日本における母語教育活動とタイにおける日本人学校
9. 言語行動:日本語話者との違い
10. 日本で働くフィリピンの女性たちのケーススタディー
11. 課題発表
12. 異文化受容 ①食
13. 異文化受容 ②ポップカルチャー(マンガ)
14. 異文化受容 ③囲碁と百人一首
15. 総括
事前・事後学修の内容 配布した資料を事前に予習する必要がある。グループ発表、レポート作成などに関する準備事項はクラスで指示する。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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