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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・数学
科目名 幾何学
きかがく
geometry
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
69,68,,,,期生を対象とする.
卒業要件の種別 選択必修
数学教育専攻の学生は「幾何学概論」と「幾何学演習」から少なくとも2単位を修得しなければならない.
授業科目名 幾何学演習
きかがく えんしゅう
Exercises in Geometry
単位数 ② 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

通年

開講時間 木曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 肥田野 久二男

HIDANO, Kunio

学習の目的と方法

授業の概要 前期はまず集合,写像,2項関係などの基本事項の演習を行う.つぎに連続関数,距離空間の定義と例に関する演習を行う.
後期は,距離空間における開集合、閉集合等の基本事項の演習を行う.そして距離空間上の連続写像と,距離空間のコンパクト性,連結性の演習を行う.最後に位相空間の基本事項の演習を行う.
学習の目的 大学で学ぶ数学を理解するためには,集合と位相に関係する基礎知識が不可欠なことが多い.しかし,抽象化された理論のせいか,初学者が知識の習得に困難を覚えることが多いのも事実である.
この演習は,学生が数学を学んでいくための土台作りとも言えよう.
学習の到達目標 学生が数学を学んでいくための土台といえる集合と位相が,少しでも身近に感じられるようになるまで理解を深める.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴

教科書 「位相入門-距離空間と位相空間-」(鈴木晋一著,サイエンス社)
参考書
成績評価方法と基準 試験の成績による.ただし,演習時の発表の様子,遅刻も含めた出席状況,課題の提出状況,授業態度等を減点対象とし,総合的に判断する.
オフィスアワー 講義,ゼミ,会議等の時間を除けば研究室にいるので,質問があるときはいつでも来て欲しい.ただしお昼休みの時間は除く.
受講要件 2年生以上を対象とする.「幾何学概論」を履修中,または履修済みであること.
予め履修が望ましい科目 基礎微分積分学Ⅰ,基礎微分積分学Ⅱ.
発展科目 解析学概論,解析学要論,幾何学要論.
授業改善への工夫 学生の授業評価アンケートの結果を参考にして,改善するべき点を改める.
その他 毎回,出席をとる.当然であるが,やむを得ず欠席するときは,事前にあるいは事後に,必ず欠席届を提出すること.言うまでもないが,一度でも無断で欠席をすると,試験を受けられない.

授業計画

キーワード 集合と位相.
Key Word(s) set, topology.
学習内容 1. 集合に関する演習(第1回--第3回)
2. 写像に関する演習(第4回--第6回)
3. 2項関係に関する演習(第7回--第8回)
4. 連続関数に関する演習(第9回--第11回)
5. 距離空間の定義と例に関する演習(第12回--第15回)
6. 前期期末試験(第16回)
7. 距離空間の開集合,閉集合などに関する演習(第17回--第19回)
7. 距離空間上の連続写像に関する演習(第20回--第22回)
8. 距離空間のコンパクト性に関する演習(第23回--第27回)
9. 距離空間の連結性に関する演習(第28回--第29回)
10. 位相空間の定義と基本に関する演習(第30回--第31回)
11. 後期期末試験(第32回)

ただしこれは計画であり、受講生の状況等に合わせて多少の変更を行うことがある。
事前・事後学修の内容 各回ごとに練習問題をきちんと解いて理解を確かめること.
ナンバリングコード(試行) ED-MGEO-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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