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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 中国語学特講Ⅰ
ちゅうごくごがくとっこうⅠ
Special Lecture in Chinese LinguisticsⅠ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 濱田武志(人文学部文化学科)

HAMADA, Takeshi

学習の目的と方法

授業の概要 中国大陸南方は数多くの「少数民族言語」、すなわち非漢語が話されてきた地域である。漢語系諸語の多様性の一因は、非漢語との相互影響にも求められる。本講義は、漢語系諸語(中国語諸方言)と少数民族言語との歴史的関係について、音韻や語彙、文法などの観点から、華南での事例を論じ、漢語系諸語の包括的な理解を目指す。
学習の目的 漢語系諸語と非漢語の言語史を学ぶ。
学習の到達目標 様々な言語学的・中国語学的な概念を学び、漢語系諸語と非漢語との相互影響関係の歴史について総合的に学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 必要に応じて授業中に資料を配布する。
参考書 必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価方法と基準 授業参加(30%)、レポート(70%)
オフィスアワー 月~金の授業・会議時間以外。要事前連絡。
受講要件 中国の言語、言語科学概論A~D(一つ以上)
予め履修が望ましい科目 中国語学演習A、中国語学演習B
発展科目
授業改善への工夫 入手しにくい参考文献や、中国語学以外のさまざまな知識や概念については、適宜案内する。
その他

授業計画

キーワード 漢語系諸語、歴史言語学、方言学、少数民族言語、言語接触
Key Word(s) Sinitic languages, hisotical linguistics, dialectology, minority languages in China, language contac
学習内容 ① ガイダンス
② 中国少数民族言語概説
③ 系統論
④~⑥ タイ系言語について
⑦~⑨ 音韻
⑩~⑫ 語彙
⑬~⑭ 文法
⑮ まとめ

※中国大陸南方の諸言語については、語学的知識を前提としない。
事前・事後学修の内容 レポート執筆を念頭に起きつつ、自分なりの問題意識や関心を持って授業に臨まれたい。また、本講義は言語学や中国語学の様々な概念を用いるため、基礎に不安がある者は、学部の専門科目の授業を復習しておくことを推奨する。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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