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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農林生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修:森林科学プログラム選択必修
授業科目名 フィールドサイエンスセンター演習林実習I
えんしゅうりんじっしゅういち
Excercise in University Forest I
単位数 1 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期集中

掲示(平成30年5月21-23日に開講)

開講時間
開講場所 フィールドサイエンスセンター附帯施設演習林

担当教員 木佐貫博光(生物資源学部),鳥丸猛(生物資源学部),沼本晋也(附属教育研究施設)

KISANUKI, Hiromitu, TORIMARU, Takeshi, NUMAMOTO, Shinya

学習の目的と方法

授業の概要 フィールドサイエンスセンター附帯施設の森林において,森林の主要構成要素である樹木の植物分類学に関する実習を行い,生物多様性と森林生態系についての理解を深める.
学習の目的 森林生態系の基本構成要素である木本植物についての基礎的知識を習得する.
1)木本植物の同定:暖温帯~冷温帯の代表的樹種の押し葉標本を作製.
2)植物と立地環境との関係の理解:標高や地形に応じた植生変化の観察.
3)森林構造の理解:代表的な森林の林分構造を観察.
学習の到達目標 ・木本植物を同定できる.
・植物と立地環境との関係の理解できる.
・森林構造とその成立過程を推測できる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 実習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書
参考書 鈴木和夫・福田健二.「図説日本の樹木」朝倉書店
亀田龍吉,多田多恵子「調べて楽しむ葉っぱ博物館」山と渓谷社
成績評価方法と基準 レポート,口頭試問および提出物90%,受講態度10%.計100%.(合計が60%以上で合格)
オフィスアワー スケジュールや必要な持ち物についてのガイダンスを「植物学」の初回の講義で行うため,必ず出席すること
受講要件 植物学を履修すること.フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること.履修登録をしていない場合,宿泊場所での食事の都合もあるため参加できなくなります.
予め履修が望ましい科目
発展科目 森林生態学,森林育成学
授業改善への工夫 わかりやすい内容を目指して実習時の配布資料を作成する.
その他 環境教育に関連した科目
実習の案内は,植物学の講義時ならびに掲示にて行う.

授業計画

キーワード 森林生態系, 森林植物
Key Word(s) forest ecosystem, forest botany
学習内容 1- 4)森林に生育する樹木の観察および採集
5)樹木の形態的特徴についての習熟
6-7)樹木名についての習熟
8)樹木の用途についての習熟
9-11)樹木の標本の作製
12-13)樹木の形態的特徴と同定
14-15)樹木の生育立地の観察と森林の成立過程の推定
事前・事後学修の内容 「植物学」の初回の講義時にガイダンスを行うので,必ず出席のこと.なお,内容についての掲示も行う.
5月下旬,フィールドサイエンスセンター附帯施設演習林において,主要な樹木50種の枝葉を採集し,植物標本を作製する.
現地では枝葉の実物を用いた口頭試験を行うので,樹木名やその特徴を実習前に教科書および図鑑で確認しておくと良い.
ナンバリングコード(試行) BO-FRST-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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