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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教育学部・幼児教育に関する専門科目(A類)
科目名 小児保健学
しょうにほけんがく
Child Health
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次
69 期生
卒業要件の種別 必修
保育士資格取得のための必修科目
授業科目名 子どもの保健Ⅱ
こどものほけんに
Children's Health Care Ⅱ
単位数 1 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所 新医学棟3階 第3講義室

担当教員 〇村端真由美(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻,)仁尾かおり(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻),大北真弓(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻),堀浩樹(三重大学大学院医学系研究科),小池勇樹(三重大学大学院医学系研究科),岩本彰太郎(三重大学医学部附属病院),藤澤隆夫(国立病院機構三重病院),長谷由加理(国立病院機構三重病院)

MAYUMI MURABATA,KAORI NIO,MAYUMI OOKITA,HIROKI HORI,YUHKI KOIKE,SHOTARO IWAMOTO,TAKAO FUJISAWA,YUKARI HASE

学習の目的と方法

授業の概要 小児期に特有の健康問題や小児期によくある健康問題を理解し、病気や入院が小児と家庭に及ぼす影響を考え、家庭的・地域社会的背景をふまえた小児看護を実践する方法を学ぶ。
学習の目的 1.小児の健康障害に関わる医療の動向と看護の役割について理解できる。
2.疾病・障害・入院が、小児と親・家族に及ぼす影響・反応について理解できる。
3.入院中の小児の発達段階や状態に応じた生活援助方法および親・家族への援助方法について理解できる。
4.入院中の小児が安全・安楽な療養生活を送るための援助や事故防止対策について理解できる。
5.病気をもつ小児へのチーム医療の実際について理解できる。
6.体調不良の小児や疾病罹患後の小児への保育士としてかかわり方が理解できる。
学習の到達目標 1.小児期に特有の健康問題や小児期によくある健康問題を理解し、説明することができる。
2.疾病・障害・入院が小児と家族に及ぼす影響について、具体的に述べることができる。
3.疾病や障がいをもつ小児と家族への看護について理解し、具体的に述べることができる。
4.疾病や障がいをもつ小児のトータルケアについて理解し、具体的に述べることができる。
5.体調不良の小児や疾病をもつ小児への保育士としてかかわり方を理解し、具体的に述べることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 編集 松雄宣武 濱中喜代
新体系 看護学全書
小児看護学① 小児看護学概論 小児保健
メヂカルフレンド社  
参考書
成績評価方法と基準 定期試験70%、レポート30%、合計100% (合計60%以上で合格)
オフィスアワー 特に定めません。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 次回の授業資料および課題を提示することにより、予習・復習して授業に出席できるようにする
その他 授業についての質問・感想・評価を求めるので、積極的な参加を期待している。

授業計画

キーワード 小児急性疾患,小児慢性疾患,先天障がい,ハイリスク新生児,重症心身障害
Key Word(s) Pediatric acute disease, Pediatric chronic disease, Congenital disorder, High-risk newborn, Severe motor and intellectual disability
学習内容 1.急性疾患をもつ小児の看護
2.慢性疾患をもつ小児の看護・腎疾患患児の看護
3.小児慢性疾患の特徴と治療:小児糖尿病
4.小児の療養環境(小児病棟の見学・院内教室の見学)
5.小児医療の国際協力
6.小児がん患児の看護
7.小児外科疾患の特徴と最新治療・大腸疾患をもつ小児の看護
8.子どもと家族の在宅復帰への支援
9.重症心身障害児の看護
10.小児の終末期看護と緩和ケア
11.手術を受ける小児の看護
12.先天性心疾患患児の看護
13.低出生体重児の看護
14.先天的な問題をもつ小児の看護
15.小児がんをもつ子どものトータルケア
16.まとめ:試験
事前・事後学修の内容 教室外の学習内容・手段
授業の1週間前に提示する資料および教科書を熟読する。
授業資料で提示する課題に取んだ上で授業に出席する。


学習課題

1.小児の主な急性疾患や小児期特有の症状をもつ小児と家族へのケア
2.慢性疾患をもつ小児の特徴、慢性疾患をもつ小児と家族へのケア、腎疾患をもつ小児と家族へのケア
3.小児慢性特定疾患:小児糖尿病の特徴と治療
4.小児の療養環境(病気をもつ小児の療養環境、保育・教育、小児病棟における看護師、保育士、チャイルドライフスペシャリストの役割)
5.国際協力機構(JICA)、国際小児保健の実際
6.小児がん患児の特徴、小児がん患児とその家族へのケア
7.小児外科疾患の種類、特徴と治療、大腸疾患をもつ小児と家族へのケア
8.医療的ケアが必要な子どもと家族の在宅移行時の支援
9.重症心身障害児と家族へのケア
10.小児緩和ケアにおける小児の特徴、子どもの終末期緩和ケア
11.手術を受ける小児と家族へのケア
12.先天性心疾患をもつ小児とその家族へのケア
13.低出生体重児の特徴と疾患、デベロップメンタルケア、低出生体重児とその家族へのケア
14.先天異常の定義と分類、先天異常をもつ子どもとその家族へのケア
15.小児がん医療とトータルケア
16.まとめ:試験
ナンバリングコード(試行) ED-EDKI-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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