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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 日本文学A
にほんぶんがく えー
Japanese literature A
授業テーマ 日本古典文学入門
単位数 2 単位
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 1, 2時限; 火曜日 3, 4, 5, 6時限
開講場所

担当教員 村口進介(人文学部)

MURAGUCHI,Shinsuke

学習の目的と方法

授業の概要 高等学校の教科書に掲載される平安文学の代表作の読解を通して、個々の作品の世界観や文学史的な位置づけを理解し、古典文学における「ことばの論理」や物語展開のパターンなどを学び、古典文学を読むための基礎的な視点や方法を身につける。
学習の目的 高等学校の教科書などで接したことのある作品を「研究」の視点からあらためて読み直し、古典文学を読むうえでの諸問題を理解し、それらの作品を育んだ平安時代の時代状況や人びとの思考、心性を学ぶ。
学習の到達目標 現代語訳を介さず、「古文」を「古文」のまま読むことに親しみ、紫式部や清少納言、光源氏などの「見ぬ世の人を友とする」(『徒然草』13段)。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 プリントを配布する。
参考書 秋山虔編『平安文学史論考』(武蔵野書院)
栗本賀世子『平安朝物語の後宮空間』(武蔵野書院)
『清水好子論文集』(武蔵野書院)
『岩佐美代子セレクション』(笠間書院)
松尾葦江編『ともに読む古典 中世文学編』(笠間書院)
成績評価方法と基準 授業中の課題(ミニレポートや小テスト)30%、学期末レポート70%
オフィスアワー 毎週木曜日の昼休み *事前にメール等で予約して下さい。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 適宜課す課題や小テストを通じ、学生の理解度をはかり、授業内容に反映させる。
その他

授業計画

キーワード 日本古典文学、中古文学(平安文学)
Key Word(s) Japanese classical literature、Classical Japanese literature(Heian literature)
学習内容 第1回 イントロダクション
第2回 『枕草子』春はあけぼの
第3回 『伊勢物語』初冠/東下り
第4回 『伊勢物語』惟喬親王関連章段
第5回 『竹取物語』かぐや姫の生ひ立ち
第6回 『竹取物語』かぐや姫の昇天
第7回 『古今和歌集』、和歌の基礎知識
第8回 『蜻蛉日記』兼家の求婚
第9回 『蜻蛉日記』道綱、鷹を放す
第10回『枕草子』日記的章段
第11回『枕草子』随想的章段
第12回『源氏物語』光源氏誕生
第13回『源氏物語』小柴垣のもと
第14回『大鏡』競べ弓
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 ・講義の内容に関して適宜ミニレポートや小テストを行う。
・次回取り上げる作品を熟読してくること。
・講義の内容をふまえて、あらためて本文を読みなおす。
・授業に紹介した参考文献などを通じて、作品への理解を深める。
ナンバリングコード(試行) LIJLIT1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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