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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 社会人類学特講
しゃかいじんるいがくとっこう
Social Anthropology Special Lecture
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 深田淳太郎

Juntaro FUKADA

学習の目的と方法

授業の概要 Jane Guyer(2006)Marginal Gains.を購読し、西アフリカ社会における他者との接触と貨幣経済の変容について学び、さらにそこから貨幣について人類学的に考察する。
学習の目的 近年、しばしばキャッシュレス社会がやってくるとニュースで報じられている。本当にそうなれば、私たちをめぐる経済状況はおおきく変わるだろう。D・グレーバーの『負債』によれば、このような貨幣の使い方や形態の変化は、歴史上何度も繰り返し起こってきた。この授業では、その一例として16世紀以降の西アフリカにおいて貨幣と資本主義がどのように現地社会と接触したのかということについて書いてあるGuyerの著書を精読する。
学習の到達目標 貨幣を通して社会について考えることが出来るようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 Jane Guyer(2004)"Marginal Gains:Moneytary Transactions in Atlantic Africa.”
受講者は各自で入手しておくこと
参考書
成績評価方法と基準 授業内での発表、発言(50%)、期末レポート(50%)
オフィスアワー ・水・木の昼休みから午後は研究室にいる確率が高いです。
・確実につかまえたいときは事前にメールでアポイントをとってください。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 西アフリカ社会における他者との接触と貨幣経済
Key Word(s) Atlantic Africa, money, economy, culture
学習内容 1~15回
指定の文献を一章ずつ読み進めます。受講者が交替で抄訳を作成し、内容を発表してから、その内容について議論します。
事前・事後学修の内容
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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