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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 選択
授業科目名 環境学F
かんきょうがくえふ
Environmental Studies F
授業テーマ 水質・大気の環境化学
単位数 2 単位
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 金子 聡(工学部), 立石 一希(国際環境教育研究センター)

KANECO, Satoshi; TATEISHI Ikki

kaneco@chem.mie-u.ac.jp

学習の目的と方法

授業の概要  水質や大気などの身近な環境問題が、近年益々重要視されるようになってきた。本授業では、前半部で地球環境問題、環境問題とエネルギー、大気環境、水質環境などの環境の基礎的概念を講義し、後半部で、排水処理、水リサイクル、環境基準、排水基準、濃度、有害汚染物質(重金属元素、有機化合物)の項目を概説する。環境を汚染しない排水処理方法を理解することにより、企業に就職してから、環境に配慮している点をアピールできるようになる。水をきれいにするとはどのようなことであるか、等の排水処理方法について、分かりやすくに説明し、身近な三重大学における排水処理関連の知識を習得すると共に、一般的な排水処理プロセスを理解する。
学習の目的  環境保全に関連する基礎知識を身につけることにより、地球環境問題、エネルギー、排水処理、排水基準、環境基準、水質汚染、大気汚染、及び関連する国家資格(環境計量士、公害防止管理者等)についての知識を深めることを目的とする。環境計量士と公害防止管理者等は経済産業省管轄であり、取得すれば理系企業ではかなり有効な資格の一つである。
 また、環境保全に対する考え方を習得することにより、環境問題に対する興味を高め、時代に即した環境に対する考え方を構築できるようにすることも目的とする。
学習の到達目標  環境保全の全般的な知識を習得する。製造企業における排水処理、水質環境、大気環境に関連した事項に対して、各自の意見が述べられるようにする。また、これらの分野において、科学的な思考方法に基づいて考えることができるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 わかる理工系のための化学(今西誠之、金子聡、小塩明、湊元幹太、八谷巌編著、共立出版)ISBN: 4320044002
及び授業概要資料を使用する。
参考書 無し
成績評価方法と基準 講義への参加・取組(40%)と、出席を前提としたレポート及び期末試験の成績(60%)により総合的に評価する。
オフィスアワー 月曜日~金曜日12:00~12:50、基本的にはこの時間帯ですが、質問などがある場合にはいつでも気軽に質問に来て下さい。分子素材工学棟4階3421室
受講要件 特に無し
予め履修が望ましい科目 特に無し
発展科目 工学部分子素材工学科
2年生対象「分析化学」
3年生対象「資源利用化学」
授業改善への工夫 授業中に学生の反応(理解度)を勘案しながら、授業後の学生の意見や、学生の授業評価アンケートの結果等も参考にし、授業の工夫、組み立て、説明を行う。さらに、授業に関する興味深い話題や知識を盛り込んで授業を進める。
その他

授業計画

キーワード 排水処理、水質環境、大気環境、環境基準、環境モニタリング技術
Key Word(s) Wastewater treatment; Water quality; Atmospheric quality; Environmental Standard; Environmental Monitoring Techniques
学習内容 第1回  地球環境問題 その1
第2回  地球環境問題 その2
第3回  環境問題とエネルギー その1
第4回  環境問題とエネルギー その2
第5回  大気環境 その1
第6回  大気環境 その2
第7回  三重大学における排水処理、リサイクル
第8回  環境基準、排水基準、濃度
第9回  有害汚染物質(重金属)
第10回  重金属元素の計測方法
第11回  有害汚染物質(有機化合物)
第12回  有機化合物の計測方法 
第13回  排水処理方法 その1
第14回  排水処理方法 その2 
第15回  国家資格(環境計量士・公害防止管理者)
第16回  定期試験
事前・事後学修の内容  講義後は復習し、もし理解できない箇所があれば、先ずは、自ら調べてみましょう。それでも分からなければ、担当教員に質問してください。また、日常生活でも、環境保全に関する情報に注意、関心を向けてみてください。
ナンバリングコード(試行) LIENVS1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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