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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 英文学演習I
えいぶんがくえんしゅう いち
Seminar on British Literature I
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間
開講場所

担当教員 吉野 由起

Yuki Yoshino

学習の目的と方法

授業の概要 「19世紀小説:Charles Dickens」
Charles Dickensの長編小説二篇 The Pickwick Papers (1836-37) およびGreat Expectations (1860-61)の作品研究を行う。
学習の目的 Dickensの初期と円熟期に書かれた二作品の読解と比較検証、さらに先行研究の読解を通して、Dickensによる作品の諸相と特質の理解を深める。上記を通して受講生それぞれの研究課題の追究に資する。
学習の到達目標 作品および先行研究の読解を通して、Dickensの作品の諸相と特質の理解を深めると同時に、受講生それぞれの研究対象へのアプローチと論点の発見、リサーチと議論展開の手法を洗練する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 作品原典:The Pickwick Papers および Great Expectations は Oxford World Classics、適宜ハンドアウトも使用します。また以下も参照します(1) Sanders, Andrew. The Victorian Historical Novel, 1840-1880 (Basingstoke: Macmillan, 1978). (2) Tyler, Daniel, ed. Dickens's Style (Cambridge: Cambridge UP, 2013). (3)Shannon, Mary L. Dickens, Reynolds, and Mayhew on Wellington Street: the Print Culture of a Victorian Street (London: Routledge, 2016).
参考書 Great Expectations に関しては Paroissien, David. The Companion to Great Expectations (Westport: Greenwood, 2000) その他授業時に参考文献リストを配布し、説明します。
成績評価方法と基準 授業時のプレゼンテーション 40%  学期末レポート 60%
オフィスアワー 月曜5,6限 吉野研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 19世紀小説、ディケンズ、ヴィクトリア朝期の文学と文化
Key Word(s) 19th Century Novel, Charles Dickens, Literature and Culture in the Victorian Period
学習内容 第1回:イントロダクション 
第2回:Sketches by Boz 読解と解題
第3回:文献講読 Sanders, The Victorian Historical Novel. Introduction の読解と議論
第4回:文献講読 Sanders, The Victorian Historical Novel. Ch.3 の読解と議論
第5回:The Pickwick Papers (1) I-V 読解と解題
第6回:The Pickwick Papers (2) VI-X 読解と解題
第7回:The Pickwick Papers (3) XI-XV 読解と解題
第8回:The Pickwick Papers (4) XVI-XX 読解と解題
第9回:文献講読 Tyler, Daniel, ed. Dickens's Style. IntroductionとCh.4の読解と議論
第10回:文献講読 Shannon, The Print Culture. IntroductionとCh. 1の読解と議論
第11回:Great Expectations (1) Vol. I Chapters I-XVI 読解と解題
第12回:Great Expectations (2) Vol. I Chapter XVII-Vol. II Chapter X 読解と解題
第13回:Great Expectations (3) Vol. II Chapter XI-Vol. III Chapter V 読解と解題
第14回:Great Expectations (4) Vol. III Chapters VI-XX 読解と解題
第15回:第1回~第14回までのまとめ
事前・事後学修の内容 1) 原典および指定の文献を読んでおく。
2) 発表担当の週は発表の準備を行う。(発表の際は必ずハンドアウトを作成、配布すること)
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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