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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 中世近世日本文学作品論特講
ちゅうせいきんせいにほんぶんがくさくひんろんとっこう
Special Lecture in Japanese Middle age and Early Modern Novels
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間
開講場所

担当教員 吉丸 雄哉(人文学部)

YOSHIMARU,Katsuya

学習の目的と方法

授業の概要 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』を読む。戦闘場面に着目しながら、読本という文学ジャンルの特性について考える。毎回【要約】【着目点】【疑問点】【関連事項】についてA4一枚以内でのレジュメを作って報告してもらう。テキストは影印も併用し、くずし字の読解力の養成も目的とする。
学習の目的 南総里見八犬伝から読本という文学ジャンルの特徴を理解する。くずし字の知識を得る。
学習の到達目標 読本程度のくずし字が読めるようになる。日本の武器や戦闘様式、それの小説や演劇での表現についての知識を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 『南総里見八犬伝』(岩波文庫)。影印は配布。
参考書 高田衛『完本 八犬伝の世界』(ちくま学芸文庫)、板坂則子『曲亭馬琴の世界』(笠間書院)、徳田武『南総里見八犬伝全注釈 (一)』(勉誠出版)、徳田武『浮世絵師の絵で読む八犬伝』上下(勉誠出版)、服部仁『八犬伝錦絵大全』(芸艸堂)
成績評価方法と基準 授業内での輪読の成果六割、期末レポート四割。
オフィスアワー 木曜日の昼休み。長い時間が必要なものはあらかじめメールで相談の予約をすること。
ほとんどの場合、木曜日の午後が空いている。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 日本文学
Key Word(s) Japanese Liturature
学習内容 一回 ガイダンス 江戸文学の特徴
二回目以降、毎回1~2回ずつ通読し、その特徴を話し合う。
十五回 まとめ。
事前・事後学修の内容 ときおりくずし字の知識を確認するための宿題を出す。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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