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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本考古学特講D
にほんこうこがくとっこうD
Lecture on Japanese Archaeology D
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本考古学特講D
にほんこうこがくとっこうD
Lecture on Japanese Archaeology D
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 山中 章(非常勤講師)

YAMANAKA, Akira

学習の目的と方法

授業の概要 日本古代の宮都出土木簡や地方官衙出土木簡の内容や検出遺構を分析し、古代史研究にどのような研究材料を与えたかについて学習する。
学習の目的 日本古代木簡を通して日本古代国家の政治・経済・文化を理解する。
学習の到達目標 古代日本木簡の全体像を学習し、古代木簡が古代国家においてどのような役割を果たしたのかを学習するとともに、木簡から明らかになった古代国家の政治・経済・文化について学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

感じる力=10% 考える力=70% 生きる力=10% コミュニケーション力=10%

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 今泉隆雄『古代木簡の研究』(吉川弘文館、1998年)を基本テキストとして使用し、必要に応じて関係論文のコピーを配布する。
参考書 東野治之『木簡が語る日本の古代』(岩波新書231、1983年)。
このほかは授業中に指定する。
成績評価方法と基準 日常受講態度60%、レポート40%
オフィスアワー 求めに応じて時間を設定する。
受講要件 前期・後期ともに受講すること
予め履修が望ましい科目 考古学・文化財学概論A・B、日本考古学特講A~H
発展科目 日本考古学特講A~H
授業改善への工夫 板書およびパワーポイント資料の改善
その他 学期中に一度、平城宮跡資料館の木簡展示を見学する。見学日は相談の上、土曜日または日曜日とする。

授業計画

キーワード 日本古代木簡 木簡出土遺跡 
Key Word(s) Ancient Japanese Wooden Tablets
学習内容 第1回 ガイダンス① 8世紀の日本古代木簡について
第2回 ガイダンス② 日本古代木簡と考古学―木簡籌木論を検証する―
第3回 日本古代木簡① 平城宮の木簡1―文書木簡―
第4回 日本古代木簡② 平城宮の木簡2―木簡と宮城内官衙―
第5回 日本古代木簡③ 平城宮の木簡3―貢進物付札木簡―
第6回 日本古代木簡④ 平城京の木簡1―長屋王家木簡―
第7回 日本古代木簡⑤ 平城京の木簡2―二条大路木簡―
第8回 日本古代木簡⑥ 長岡京の木簡1―太政官厨家木簡と地子―
第9回 日本古代木簡⑦ 長岡京の木簡2―太政官厨家木簡と造営官司―
第10回 日本古代木簡⑧ 長岡宮の木簡3―春宮坊木簡―
第11回 日本古代木簡⑨ 8世紀の地方木簡1―多賀城木簡―
第12回 日本古代木簡⑩ 8世紀の地方木簡2―大宰府木簡―
第13回 日本古代木簡⑪ 8世紀の地方木簡3―但馬国府木簡―
第14回 日本古代木簡⑫ 8世紀の地方木簡4―長登木簡―
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 毎回、テーマに沿ったプリントを2~3枚配布し、講義で解説するので、興味あることを各自が学習発展させてほしい。
ナンバリングコード(試行) HU-JAPA2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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