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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・理数・生活系教育領域
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 理科教育学特論演習Ⅰ
りかきょういくがくとくろんえんしゅうⅠ
Seminar on Science Pedagogy I
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

通年

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 平賀 伸夫(教育学部理科教育講座)

HIRAGA,Nobuo

学習の目的と方法

授業の概要 1.ビデオや指導案等の授業記録をもとに、理科授業の具体的な場面で出会う諸課題を抽出する。
2.各課題について、個人、グループ、全体討論により追究し、自分なりのとらえ方・解決方法を検討する。
学習の目的 理科授業の具体的な場面で出会う諸課題について、自分なりのとらえ方・解決方法を検討する。
学習の到達目標 理科授業の具体的な場面で出会う諸課題について、自分なりのとらえ方・解決方法を示すことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 PBL

教科書 特になし。
参考書 「新しい科学論」講談社ブルーバックス
「新学習指導要領に応える理科教育」東洋館出版社
「小学校学習指導要領解説 理科編」文部科学省(大日本図書)
「中学校学習指導要領解説 理科編」文部科学省(大日本図書)
成績評価方法と基準 出席状況(課題への取り組み方を含む)60%、レポート40%。
評価内容:授業への取り組み、課題への取り組み、レポート
評価基準:理科授業の具体的な場面で出会う諸課題について、自分なりのとらえ方・解決方法を示すことができたか
オフィスアワー 毎週金曜日8:50~10:20,理科教育第1研究室(平賀研究室),
E-mail hiraga@edu.mie-u.ac.jp
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 授業中に学生の要望を聞き取り、次回の授業に生かす等、講義期間中、常に授業改善に取り組んでいる。
その他

授業計画

キーワード 理科,教育,教育実践
Key Word(s) Science,Education,Educational practice
学習内容 理科授業の具体的な場面を対象として,講義,演習を行う.
第1回.理科授業の目的のとらえ方
第2回.観点別評価における「知識・理解」のとらえ方
第3回.観点別評価における「科学的思考」のとらえ方
第4回.観点別評価における「技能・表現」のとらえ方
第5回.観点別評価における「関心・意欲・態度」のとらえ方
第6回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-小学校物理領域の授業-
第7回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-小学校化学領域の授業-
第8回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-小学校生物領域の授業-
第9回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-小学校地学領域の授業-
第10回.小学校理科授業の分析から抽出された諸課題のまとめ
第11回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-中学校物理領域の授業-
第12回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-中学校化学領域の授業-
第13回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-中学校生物領域の授業-
第14回.授業記録(ビデオや指導案等)の分析-中学校地学領域の授業-
第15回.中学校理科授業の分析から抽出された諸課題のまとめ
第16回.課題の検討-導入のしかた-
第17回.課題の検討-展開(帰納法,演繹法)のしかた-
第18回.課題の検討-「主発問」の役割と効果-
第19回.課題の検討-「予想」の役割と効果-
第20回.課題の検討-「話し合い」の役割と効果-
第21回.課題の検討-「まとめ」の役割と効果-
第22回.課題の検討-「板書」の役割と効果-
第23回.課題の検討-「ワークシート」の役割と効果-
第24回.課題の検討-「演示実験」の役割と効果-
第25回.課題の検討-「生活との関連づけ」の役割と効果-
第26回.課題の検討-「科学技術社会との関連づけ」の役割と効果-
第27回.課題の検討-「おもしろ実験」の役割と効果-
第28回.課題の検討-「理科ぎらい」,「理科離れ」のとらえ方,対策方法-
第29回.課題の検討-一つ授業で行える評価の観点の数-
第30回.本演習のまとめ
事前・事後学修の内容 事前:次回の課題について,自分なりのとらえ方・解決方法を検討しておく.
事後:授業で得た内容をまとめるとともに,自分なりのとらえ方・解決方法を検討し直す.
ナンバリングコード(試行) ED-EDSI4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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