三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
2010年度以降の入学生用
選択・必修
授業科目名 地域経済論
ちいきけいざいろん
Regional Economics
単位数 4 単位
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 4年次
2009年度以前の入学生用
選択・必修
授業科目名 特殊講義 地域経済論A・B
とくしゅこうぎ ちいきけいざいろんえーびー
Regional Economics
単位数 4 単位
他学部・他研究科からの受講
他学部生等受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限; 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 朝日 幸代(人文学部法律経済学科)

ASAHI Sachiyo

学習の目的と方法

授業の概要 地域における経済現象とその主要な経済理論・モデルについて学ぶ。
経済のグローバル化のもとで、先進工業国の産業は付加価値の高い技術革新のための競争を行っている。その中で地域の産業政策、地域政策は大変重要である。また地方分権の進展で、地域の自立可能な方策や地域間連携によって地域の役割が重視されてきている。地域内、地域間という空間の中でヒト、モノ、カネ、情報の移動、大都市と農村など様々な地域特性を踏まえた形態により地域を把握する必要がある。地域経済に関わる諸活動や地域の構造を理論的な観点から学び、地域の事例も加えながら、地域の経済構造や経済成長、地域経済問題の考え方を学ぶ講義である。
学習の目的 経済学の基礎理論・モデルに基づいた地域経済の実態と地域政策について理解する。 地域経済の問題に対する多面的な見方を培い、それに対処するための考えを検討できる能力を養う。さらに、日常での生活でもつ地域経済に関する疑問を経済学視点で捉える。
学習の到達目標 経済学の基礎理論・モデルに基づいた地域経済の実態と地域政策について理解したことを、説明することができる。そして、地域経済の問題に対する多面的な見方をすることができることによって、地域の経済問題について、分析するモチベーションを得ることができる。また、地域経済におけるテーマ設定や問題点の指摘をする能力を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 第1回講義中に指示する.
参考書 黒田達朗・田淵隆俊・中村良平(2008)『都市と地域の経済学(新版)』有斐閣.
山田浩之編(2009)『地域経済学入門[新版]有斐閣コンパクト、有斐閣.
成績評価方法と基準 レポート(20%)、期末試験(50%)、講義中の小テスト(30%)
出席は一定回数に達しないもの、および期末試験を受けない場合は単位を認定しないので注意すること。
オフィスアワー 火曜日講義終了後14:40~16:00、木曜日12:00~13:00、研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 統合科目:社会、経済学、専門科目:経済政策、マクロ経済学、ミクロ経済学
発展科目 地域経済分析
授業改善への工夫  講義中に小テストを行い、理解不足の点について講義で復習する。地域の現状をパワーポイントでまとめたもの、映像も利用する。
その他 地域経済論AとB、「地域経済論」は同一時限・同一内容の開講である、また、地域経済論AとBをセット履修のこと

授業計画

キーワード 地域経済の現状把握、地域経済学の理論および考え方
Key Word(s)
学習内容 第1回     イントロダクション 地域とは何か
第2回 ~3回 都市と都市化の概念、都市集積の理論
第4回     都市規模と都市システム
第5回 ~6回 住宅の立地、都市の空間構造
第7回 ~9回 産業の立地、地価と土地政策
第10回    住宅市場の理論と政策
第11回    地域経済の基本構造
第12回~13回地域経済の成長理論、地域の経済成長と社会資本
第14回    地域間格差と人口移動
第15回    地域間交易と空間経済学
第16回    都市と地域の交通
第17回    社会資本の整備
第18回    公共部門と都市・地域政策
第19回  地方財政と地方分権
第20回  市町村合併と地方分権
第21回 都市集中のメカニズム
第22回 都市集積の経済性
第23回 経済立地の理論第15回 地域の産業構造
第24回 地域経済循環と産業連関
第25回 産業連関表の考え方
第26回 産業間のつながり
第27回 地域と観光
第28回 地域の持続的発展と環境問題 
第29回 四日市公害と地域政策
第30回 まとめ総括
事前・事後学修の内容 事前に地域の課題や問題に関心を持つように努めてください。そのためには、新聞やネットの様々な情報収集を行うことが必要になります。
事後学習は講義で扱った内容を復習すること、それに関連する書籍で理解を深めるように努めてください。
ナンバリングコード(試行) HU-ECON-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University