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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命科学科・応用生命化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
生命機能化学プログラム
選択・必修 選択必修
授業科目名 生命機能化学実験実習3
せいめいきのうかがくじっけんじっしゅう
Experimental and Practical Work in Bioscience and Biotechnology 3
単位数 1 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 岡咲 洋三(生物圏生命科学科)
勝崎 裕隆(生物圏生命科学科)
磯野 直人(生物圏生命科学科)

OKAZAKI, Yozo
KATSUZAKI, Hirotaka
ISONO, Naoto

学習の目的と方法

授業の概要 ろ過,抽出、再結晶、クロマトグラフィーを利用した物質の分離精製や、物質の定性・定量に関する基本的な実験技術を習得する。実施した実験の内容や結果を簡潔に説明する能力を身につける。
学習の目的 天然物の精製における基礎的技術を習得する。
糖質の扱いの基礎的技術を習得する。
学習の到達目標 有機化合物の性質と利用および高分子化合物の性質と利用に関連する実験技術を学ぶとともに、観察により物質の性質を理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 実験 実習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 Moodle

教科書 配布するテキスト 
参考書 Moodleに掲載する。
成績評価方法と基準 レポートまたは試験の成績と実験への取り組み姿勢を総合して評価する。
オフィスアワー 実験実施日の17:00〜18:00 岡咲、勝崎担当分は生物資源棟670or 669室、磯野担当分は生物資源棟748室
受講要件 化学実験,生命機能化学実験実習1,2を受講済みであること.生命機能化学実験実習4,5を同時に履修すること.
予め履修が望ましい科目 有機化学I , 有機化学II , 生化学I, 分析化学, 食品化学
発展科目 生命機能化学実験実習6 生物機能化学
授業改善への工夫 実験内容・配布資料の更新、実験環境の改善(器具の追加・更新)
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学習要項で確認してください)

授業計画

キーワード 物質の精製、物質の定性、物質の定量
Key Word(s) natural products
carbohydrate
purification
qualitative analysis
quantitative analysis
学習内容 第1回 器具の準備,実験の安全管理等の説明 キーワード:危険回避担当 (担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第2回 アスピリンの合成 キーワード:結晶化操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆) 
第3回 紅茶葉からのカフェイン(1) キーワード:抽出操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第4回 紅茶葉からのカフェイン(2) キーワード:ろ過操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第5回 鎮痛剤から各成分への分離(1) キーワード:溶解度の違いによる分離操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第6回 鎮痛剤から各成分への分離(2) キーワード:酸塩基分配の操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第7回 鎮痛剤から各成分への分離(2) キーワード:薄層クロマトグラフィーによる同定(担当:岡咲、勝崎)
第8回 卵からコレステロール(1) キーワード:濃縮操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第9回 卵からコレステロール(2) キーワード:カラムクロマトグラフィーの操作(担当:(担当:岡咲、勝崎)
第10回 卵からコレステロール(3) キーワード:純度分析(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第11回 ジャガイモデンプンの抽出(担当:磯野直人)
第12回 ジャガイモデンプンの顕微鏡観察、デンプンのヨウ素染色(担当:磯野直人)
第13回 還元糖の定量、アミノ・カルボニル反応(担当:磯野直人)
第14回 アミラーゼによるデンプン分解(担当:磯野直人)
第15回 データ整理と器具の片付け(担当:磯野直人)
第16回 
事前・事後学修の内容 予習:あらかじめ、テキストを読んでおく。
復習:実験ノートを見直しながら、学んだ内容の理解を深める。
ナンバリングコード(試行) BO-CHEM-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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