三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 工学部物理工学科 ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 アナログ電子回路工学
あなろぐでんしかいろこうがく
Analogue Electronic Circuit
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 藤原 裕司(工学部物理工学科)

学習の目的と方法

授業の概要 トランジスタを用いたアナログ回路の代表的なものについて,回路構成,動作原理,等価回路,諸特性を学習する.また,演算増幅器(オペアンプ)を利用した回路についても学習する.
学習の目的 発振の原理や発振回路の動作を理解する.変調・復調回路の動作を理解する.定電圧回路の仕組みを理解する.オペアンプを利用した回路の動作を理解する.
学習の到達目標 簡単な定電圧源の設計ができるようになる.代表的な発振回路の動作を説明できるようになる.信号の変調・復調の必要性を理解し,代表的な変調・復調方式について説明できるようになる.時間波形と周波数スペクトルの関係を理解できるようになる.オペアンプ回路の動作を理解できるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書 絵ときでわかる電子回路(福田務 他,オーム社)
参考書 インターユニバーシティ電子回路A(福田努他,オーム社)
アナログ電子回路(大類重範,日本理工出版会)
最新電子回路入門(藤井信生他,実教出版)
成績評価方法と基準 期末試験 100%(60%以上で合格)
期末試験では,電源回路,発振回路,変調・復調回路,演算増幅器から
各1問出題します.
オフィスアワー 質問は随時受け付けます.
電子メール(fujiwara<at>phen.mie-u.ac.jp)やMoodleの利用することも可能です.
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 電気回路論I
電気回路論II
電子回路工学基礎
発展科目 ディジタル電子回路工学
授業改善への工夫 レポートを通して理解度を確認し,理解が不十分な点に関して補足説明を行う.
その他

授業計画

キーワード 定電圧回路,発振回路,変調・復調回路,演算増幅器
Key Word(s) Constant voltage circuit, Electronic oscillator, Analogue modulation and demodulation, Operational amplifier
学習内容 第1回 復習1 ダイオードを使った回路
第2回 復習2 トランジスタ増幅回路1
第3回 復習3 トランジスタ増幅回路2
第4回 定電圧回路1 −整流回路,シャントレギュレータ−
第5回 定電圧回路2 −シリーズレギュレータ−
第6回 定電圧回路3 −スイッチングレギュレータ−
第7回 発振回路1 −発振の原理−
第8回 発振回路2 −LC発振回路−
第9回 発振回路3 −CR発振回路−
第10回 変調・復調1 −変調・復調の必要性−
第11回 変調・復調2 −振幅変調と周波数スペクトル−
第12回 変調・復調3 −周波数変調と周波数スペクトル−
第13回 演算増幅器1 −演算増幅器の使い方と特性−
第14回 演算増幅器2 −加算回路,減算回路−
第15回 演算増幅器3 −微分回路,積分回路−
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 事前にMoodleに授業内容に沿った演習問題を提示します.
参考書などを用いて予習しておいてください.
適宜,演習問題をレポートとして提出を求めます.
ナンバリングコード(試行) EN-ELEC-3

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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