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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 選択
授業科目名 日本国憲法
にほんこくけんぽう
Constitutional Law of Japan
授業テーマ 事例で学ぶ日本国憲法
単位数 2 単位
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 岩崎 恭彦(人文学部法律経済学科)

IWASAKI, Yasuhiko

学習の目的と方法

授業の概要 日本国憲法の全体像を明らかにし、それを貫く基本的な考え方についての理解を得る。ただし、単なる入門的な講義にはならぬよう心がけたい。そこで、日本国憲法にまつわる実際の事件やできごとにもふれることによって、国家と私たちの具体的・現実的なかかわり合いのあり方について検討することとする。
学習の目的 日本国憲法についての基礎的な理解をめざす。更に、国家と私たちとのかかわり合いのあり方について、日本国憲法を通じて考える。
学習の到達目標 ・日本国憲法の基本的な原理や構造を説明できるようになる。
・私たちの権利の保障において、日本国憲法がどのような働きをしているか、そこにはどのような問題や課題があるかということを、講義で扱った事例を基にして評価できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

法学を学ぶことは、「感じる力」「考える力」「生きる力」「コミュニケーション力」のいずれにもかかわりをもつことは言うまでもないが、オーソドックスな講義形式をとる本講義では、「感じる力」および「考える力」を重視したい。

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 教科書は特に用いない。毎回、レジュメ(「講義案」)を配布する。
なお、六法を必携のこと。
参考書 講義の中で適時紹介する。
成績評価方法と基準 筆記試験をもとに評価する。
オフィスアワー 月曜日14:40~16:10
なお、その他の時間においても質問等は常時受け付けるので、研究室を訪ねてほしい。
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 特になし。
授業改善への工夫 受講学生や同僚教員との意見交換等を通じて、よりよい授業となるよう努めていきたい。
その他

授業計画

キーワード 事例で学ぶ日本国憲法
Key Word(s) The Constitution of Japan
学習内容 おおむね次の項目について取り扱う予定である。

1.総論(第1回~第2回)
 「憲法」の意味と意義、日本国憲法の制定
2.日本国憲法の基本原理(第3回)
 国民主権、平和主義、基本的人権
3.権力分立と違憲審査制(第4回)
 日本における権力分立、裁判所による違憲審査制
4.人権保障のあり方(第5回~第12回)
 人権保障・総論、幸福追求権、法の下の平等、
 内心の自由、表現の自由、経済的自由、
 人身の自由、社会権
5.国家のしくみ(第13回~第14回)
 立法権と国会、行政権と内閣
6.まとめ(第15回)
事前・事後学修の内容 各回ごとにテーマを設定して、それぞれに受講者に考えてほしい「問題」を提示するので、講義で学んだことを基にして、また、講義中に紹介する参考文献に自ら当たるなどして、その「問題」に対して「自分はどう考えるか」を検討してみてほしい。
ナンバリングコード(試行) LILAWS1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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