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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農林生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択必修
教育コース:森林科学プロ指定科目
授業科目名 測量学(資源循環)
そくりょうがく
Surveying
単位数 2 単位
受講対象学生 共生環境学科・森林資源環境学講座
平成26年度(2014年度)までの入学者カリキュラム名称
選択・必修 必修
講座必修
授業科目名 測量学(森林講座)
そくりょうがく
Surveying
単位数 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 ○山田 孝(共生環境学科)

学習の目的と方法

授業の概要 地表起伏,地物位置決定,およびそれらの図示は,森林資源環境学において重要な基礎的技術である.この講義では,一般の測量学の原理や各種測量方法の解説,および森林関係が対象とする山地における測量方法の留意点を解説する.
学習の目的
学習の到達目標 距離測量,水準測量,平板測量,角測量,多角測量の理論を習得し,与えられた計測数値から測点相互の位置関係や土地の面積などが導出できるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

本講義は森林資源環境学における基礎的な技術を習得するものである.土地の位置関係を測る方法を理解し,その方法を実際に適用・応用するために必要な考える力と,測量学の意義と重要性を感じる力を高めることを目標とする.

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 配付プリント
参考書:包国勝、茶畑洋介、平田健一、小松博英(2005):絵とき測量、オ-ム社、加藤清志(1995):測量学要論、産業図書 等
参考書
成績評価方法と基準 定期試験の結果が60点以上を単位取得の基準とする.
オフィスアワー 随時
部屋番号:生物資源学部5階504号室
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 情報科学基礎,環境情報学
発展科目 FSC演習林実習Ⅱ,FSC演習林実習Ⅴ,保全砂防学,治水砂防・森林水文学,森林路網整備学
授業改善への工夫 練習問題によって,習得程度の確認を行うとともに,必要に応じて再説明を行う.
その他 測量士補の関連科目.関数計算機(電卓)が必要である.

授業計画

キーワード 国土保全,治山砂防,森林資源利用,森林資源計測,生産基盤整備,林業経営,森林育成,距離測量,水準測量,角測量,レベル,トランシット,コンパス測量,平板測量,トラバース測量,地形図
Key Word(s)
学習内容 測量学
1.測量の概要説明:測量の意義,位置の決め方,測量の単位,測量の分類
2.測量の一般的注意と精度:機器の取り扱い,角測量の精度,平均値の標準偏差
3.直接距離測量:距離測量の誤差,定誤差の補正,距離測量の精度,支距法
4.水準測量:レベル,箱尺,レベルの調整,杭打ち調整法,器械高,移器点,中間点
5.コンパス測量 :コンパスの構造,方位角,磁方位角,前進法,局所偏差
6.平板測量 :平板測量の原理,アリダード,求心・外心誤差
7. 〃:放射法,複道線法,単道線法,前方交会法,後方交会法
8.トランシットの構造:鉛直軸,水平軸,視準軸,目盛
9.トランシットの調整:鉛直軸,水平軸,視準軸,調整法
10.角測量:目盛誤差,偏心誤差,外心誤差,視準軸誤差,水平軸誤差,鉛直軸誤差
11.  〃 :水平角,単測法,反復法,方向法,倍角,倍角差,較差,観測差
12.トラバース測量:開トラバース,閉トラバース,結合トラバース,緯距,経距
13.  〃  :トラバースの平均計算,コンパス法則,トランシット法則
14.面積・体積計算,地図
15.練習問題
16.定期試験
学習課題(予習・復習) 予習:三角関数を復習しておく.事前にプリントを読んでおく.
復習:単元毎に出される練習問題を解く.
1.測量の基礎的用語を復習する.
2.目的に応じた角測量の精度を復習する.
3.観測機器の狂いと誤差の正と負の関係を復習する.
4.水準測量の拠り所はなにか.器械高の意味は何かを復習する.
5.方位角の意味とコンパスの精度を復習する.
6.平板測量の原理を復習し,この方法の得失を考える.
7.  同上
8.トランシットの構造を復習し,機器調整方法の意味を考える.
9.  同上
10.トランシットの構造が起因する誤差の原因を考える.
11. 単測法と反復法の違いを考える.
12.トラバースの平均計算方法を復習する.
13.  同上
14.面積・体積の各計算方法の得失を復習する.
15.練習問題によりこれまでの復習を行う。
ナンバリングコード(試行) BO-FRST-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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