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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命科学科・全講座
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択科目
授業科目名 分子遺伝育種学
ぶんしいでんいくしゅがく
Molecular Genetics and Breeding
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 諏訪部圭太(生物圏生命科学科)

SUWABE, Keita

学習の目的と方法

授業の概要 メンデルにより発見された遺伝の法則は、近年の分子生物学の発展により分子遺伝学へとその学問分野を広げている。本講義では、遺伝学の歴史・基礎から植物分子遺伝学についての概要を解説し、現代の植物バイオサイエンスにおける分子遺伝学・分子育種学の役割について紹介する。
学習の目的 植物バイオサイエンスや分子遺伝育種学の学問的・研究的意義を理解するために、その基礎知識と思考能力を身につける。
学習の到達目標 分子遺伝学の歴史的背景や基礎知識を身につけるとともに、現代のバイオサイエンスにおける分子遺伝学の役割について理解する。また、その応用である遺伝子組み換えやバイオ技術が社会に与える影響について自身の考えを持つ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
生物圏生命科学科プログラム-JABEE学習・教育目標との対応:D(◎),B(○)

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書 指定なし。講義資料を毎回配布します。
参考書 植物育種学第4版(西尾他共著、文永堂)、ゲノム第3版(T.A.ブラウン著、MEDSi)
成績評価方法と基準 期末試験の成績100%
オフィスアワー 金曜日12:00-13:00、場所357号室。その他の時間については適宜。
受講要件
予め履修が望ましい科目 基礎遺伝学、植物遺伝育種学(旧科目名;遺伝育種学概論)、細胞生物学、分子生物学
発展科目 卒業研究
授業改善への工夫 基礎から専門までの概要を説明し、受講生自身が着実に理解できるように進める。質問カード等による学生諸君とのコミュニケーションを重視し、それに基づいて講義の難易度を調節する。講義資料は、講義の前日までにMoodleに掲載し配布する。
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学習要項で確認してください)

授業計画

キーワード メンデル遺伝、分子遺伝学、植物育種、遺伝子解析、遺伝子組み換え、エピジェネティクス
Key Word(s) genetics, epigenetics, molecular biology, plant breeding, GM,
学習内容 1 ガイダンスと遺伝学の歴史
2 メンデル遺伝学の理論と功績
3~4 古典遺伝学と分子遺伝学
5~6 質的形質と量的形質の分子遺伝学
7~8 ゲノム研究における分子遺伝学
9~10 正遺伝学
11~12 逆遺伝学
13~14 エピジェネティクス
15 分子遺伝学の実際と植物育種への応用(遺伝子組み換え植物)
16 期末試験
学習課題(予習・復習) 各回の講義を通じて歴史・理論・応用について解説するが、疑問点は自分で調べるか教員に質問する等によって必ず解決すること。予習を必要としない説明を心がけるが(資料は事前配布する)、復習はしっかり行い着実に理解すること。必要であれば適宜サポートする。
ナンバリングコード(試行) AGRI-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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