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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次
この科目は共生環境学科Cクラスの学生を主に対象としております.他学科,他学部の学生の受講も可能です.再受講生につきましては,本授業か,あるいは開講日の異なるDクラス向けの授業のいずれかを選択することができます.
選択・必修 必修
2つの教育コースとも,この科目は必修科目である.
授業科目名 環境情報学(Cクラス)
かんきょうじょうほうがく
Evironmenral Information Science
単位数 2 単位
受講対象学生 共生環境学科・全講座
平成26年度(2014年度)までの入学者カリキュラム名称
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 環境情報学
かんきょうじょうほうがく
単位数 単位
他学部・他研究科からの受講 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 月曜日 9, 10時限
開講場所 共通教育棟1号館 4階 情報教育室401号室

担当教員 森尾 吉成(共生環境学科)

MORIO, Yoshinari

学習の目的と方法

授業の概要 本授業は,社会で求められる力である,情報を積極的に,効率的に,正確に「収集・整理・分析」し,学術的に,正確に,分かりやすく,魅力的に「表現」するスキルを身につけさせるために,前期の「情報科学基礎」科目の内容をさらに発展させて講義を行う.
学習の目的 次の8+2の合計10種類の重要なスキルを向上させることができる.

8つの基本的な情報処理能力
Skill1: ワープロソフトを使ったレポート作成能力
Skill2: 表計算ソフトを使った数値計算や,図表作成,データ収集整理能力
Skill3: 情報の収集・検索・整理・図解と文章表現能力
Skill4: プレゼンテーション能力
Skill5: 電子メールを使ったコミュニケーション能力
Skill6: 画像・音声・動画を取り扱うマルチメディア処理能力
Skill7: 倫理,情報とセキュリティ
Skill8: プログラミング(HTML言語,VBA,Java scriptなど)

2つのヒューマンスキル
Skill9: メタ認知力と段取り力(タイムマネージメント,仕事完遂力)
Skill10: あいさつ・反応力・愛嬌力・愛情とコミュニケーション力
学習の到達目標 1)与えられた課題の意味を理解し,指定された条件を満たす結果を出すことが重要であると意識できるようになる.
2)指示された書式を持つ文書をスマートに作成するために必要なワープロスキルの基本を身につけることができる.
3)与えられた課題を通して,必要な情報を自ら探索し,情報を読解・整理・分析することを日々意識することが重要であると気づくようになる.
4)与えられた課題に対して取り組んだ成果を相手に理解してもらうためには,図解を利用しながら相手に理解してもらうためのプレゼンテーションスキルをさらに向上させる必要があると気づくようになる.
5)与えられた課題を通して,指示された数値計算処理をするためには,表計算スキルをさらに向上させる必要があると気づくようになる.
6)電子メールを効果的に利用するためには,電子メールに関する基本知識や注意すべき事項を理解し,電子メールを正しく利用することが重要であると気づくようになる.
7)HTML言語を使って,簡単なWEBページが作成できるようになり,WEB上で情報を魅力的に伝えるためのページデザインについて意識できるようになる.
8)画像・音声・動画を活用しながら,必要な情報を収集し,さらに情報を加工することができる.
9)ファイル共有ソフト,個人情報,知的財産など情報倫理や情報セキュリティに関する知識を深めることができる.
10)復習だけではなく,予習を意識するようになる.
11)コミュニケーション能力の中で最も重要なあいさつ・反応力・愛嬌力を向上させることができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
環境情報システム学プログラム(JABEE)(環境情報システム工学講座)の学習・教育目標の(B-5), (D-1), (D-6), (E-9), (E-15), (E-16), (F-1), (F-4), (G-2)に対応している。
農業土木プログラム(JABEE)の学習・教育目標の(C)に対応している.

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 Moodle

教科書 資料を配布します.
参考書 ・久恒啓一,「図で考える人は仕事ができる 実践編」,日本経済新聞社,ISBN978-4-532-31073-3
・Garr Reynolds,「プレゼンテーションZEN」,ピアソン,ISBN978-4-86401-087-0
成績評価方法と基準 4回以上欠席した場合,再受講とする.
評価は,課題70%,期末30%の合計100%で評点を計算する.
オフィスアワー 毎週月曜日 12:00~13:00
場所 415号室
受講要件 第1回目の授業から,毎回ノートパソコンを持参すること.
予め履修が望ましい科目 情報科学基礎
発展科目 卒業研究
授業改善への工夫 予習中心の学習行動による動機付けを促す環境作りを行う.
毎時間アンケートを用いて習熟度をチェックし,サポートおよび授業改善等を行う.
その他

授業計画

キーワード 情報整理,情報発信,データ処理,レポート作成,コミュニケーション,ヒューマンスキル
Key Word(s) Information organization, data processing, report writing, communication, human skills.
学習内容 1.(授業導入)情報を整理するプロセスおよび基礎能力を説明する.
2.(情報整理)キーワード抽出トレーニング(キーワード抽出,抽出理由)を行う.
3.(コミュニケーション)抽出キーワードを用いた図解を行う.問題の体系化.
4.(コミュニケーション)図解を用いたプレゼンテーション,PowerPoint.
5.(レポート作成)報告書作成プロセスの説明.冊子製作のためのWordの活用.
6.(レポート作成)プレゼン内容を文章にし,原稿も含めた報告書冊子を作成する.
7.(コミュニケーション)コミュニケーション力について解説する.
8.(情報共有)情報を共有する方法および共有する意義,ネットワークの活用および情報発信の方法,情報倫理について解説する.
9.(情報共有)電子メールを正しく効果的に利用する方法について解説する.
10.(プログラミング)情報発信のためのHTML言語の基本を学ぶ
11.(データ処理)データ処理を行う手段,方法,取り組み方,データ処理のためのExcelの活用事例について解説する.
12.(データ処理)マルチメディア情報の活用方法について説明する.
13.(プログラミング)Excelのマクロ機能について解説する.
14.(ヒューマンスキル)問題を解決するために必要な能力について解説する.
15.(ヒューマンスキル)問題解決に必要な基礎能力を鍛える方法について解説する.
学習課題(予習・復習) 毎週の課題として,プレゼンテーション課題,予習復習の成果を報告するメタ認知課題,習熟度テストのための復習が出される.
ナンバリングコード(試行) BO-AGRI-1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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