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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語
科目名 日本語教育
にほんごけんきゅう
Japanese Language Teaching
受講対象学生 A 類, 教育学部

学部(学士課程) : 2年次
68 期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 言語研究Ⅱ
げんごけんきゅうに
Japanese Language and Linguistics Ⅱ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 原田三千代(教育学部)

HARATA,Michiyo

学習の目的と方法

授業の概要 日本や世界の言語政策、言語教育、および、その変遷を知り、言語と国家・社会との関わりや言語現象の特徴について考察を深める。
学習の目的 日本の言語政策について知ることから出発し、世界の言語政策について自分なりに調べ、報告、議論することによって、その現状や問題点について考えを深める。
学習の到達目標 日本および世界の言語政策・言語教育を通して、国家や社会との関わり、文化や言語接触の中で生じる様々な問題や現象を知り、自身の問題として、主体的に捉える態度を養う。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業

教科書 作成されたプリントを配布
参考書 河原俊昭(2002)『世界の言語政策―多言語社会と日本』くろしお出版
庵功雄他(2013)『「やさしい日本語」は何を目指すか』ココ出版
イ・ヨンスク『「国語」という思想―近代日本の言語認識』岩波書店
その他、適宜紹介する。
成績評価方法と基準 出席、発表・レポート、参加態度、中間・期末テストなど総合的に評価する。
オフィスアワー 水曜日13:00~15:00(教育学部1号館4階 原田研究室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 言語政策、言語接触、多言語多文化主義、国語国字問題、漢字廃止論、外来語の氾濫、敬語の指針、やさしい日本語、日本語教育
Key Word(s) language policy, language contact, multilingual multiculturalism, the problems of national language and script, Kanji abolitionism, the flooding of foreign words, Guidance of the honorific, plain Japanese, Japanese education
学習内容 1. オリエンテーション、言語政策
2. 公用語・国家語
3. 国語・国字問題
4. 漢字廃止論、日本語の乱れ
5. 敬語の指針
6. 外来語の問題
7. 文化の変容と言語、中間テスト
8. 国語に関する世論調査、「やさしい日本語」
9. 多文化社会と多言語社会
10.多文化社会と多言語社会
11.世界の言語
12.世界の言語
13.世界の言語政策発表
14.世界の言語政策発表
15.期末テスト、レポート提出
学習課題(予習・復習) 事前に日本の言語政策に関する問題を考えたり調べたりしてくることで、より主体的に授業のテーマに取り組み、活発なディスカッションをする。授業後、自分なりの考えをまとめる。
ナンバリングコード(試行) ED-SCLC-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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