三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 中国の言語C
ちゅうごくのげんごしー
Chinese Language C
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 中国の言語C
ちゅうごくのげんごしー
Chinese Language C
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 陳 逸文(チン イツブン)

CHEN,Yiwen

学習の目的と方法

授業の概要 甲骨文字とは、中国・殷(商)に行われた漢字書体の一つで、現在確認できる最古の漢字。甲骨文字を紹介し、この百年間の甲骨学の成果により、商代の政治・祭祀・気象・農牧業・征伐などを学んで、漢字の本来の意味を究明したり、字義の変遷のプロセスを明らかにする。様々な甲骨文字を読み、商代の史実・文化などをしる。
学習の目的 甲骨文字資料を読み解くことを通して、中国・殷(商)の社会を知ることができる。履修生それぞれの興味のある分野で、「史料」を分析する手法を身につけることができる。
学習の到達目標 1.漢字の歴史をたどりつつ、字形の構造や字音・字義との関係などについての理解によって、漢字の変遷が理解できる。
2.甲骨文字の常用字に習熟し、典型的な文例になれ読解できる。
3.漢字の背景にある文化・中国の古代文化について理解を深める。
4.中国古代の文物(甲骨、青銅器、玉器など)について、より深く理解し鑑賞することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書 プリントを配布する。
参考書 講義の中で指示する。
成績評価方法と基準 授業における意欲・態度・質問・宿題50%、小テスト20%、レポート30%。
オフィスアワー 随時質問に応じる。
受講要件 共通教育中国語Ⅰを4単位履修済みの学生。
予め履修が望ましい科目 共通教育中国語Ⅰ文法、中国語Ⅰ講読。
発展科目 中国の文学、中国語学演習、中国の言語D
授業改善への工夫 学生の学習状況に対応して調整する。
その他

授業計画

キーワード 中国文字、甲骨文字、中国古代文化、漢字
Key Word(s)
学習内容 第1回  授業全般についての説明
第2回  漢字の誕生
第3回  甲骨文字の発見と発掘
第4回  甲骨文字の文例と卜法
第5回  甲骨文字の編年と書体(1)
第6回  甲骨文字の編年と書体(2)
第7回  社会階層
第8回  神様と祖先
第9回  祭祀卜辞
第10回 気象卜辞
第11回 農牧業卜辞(1)
第12回 農牧業卜辞(2)
第13回 征伐卜辞
第14回 田猟卜辞
第15回 医療卜辞
第16回 レポート提出
学習課題(予習・復習)
ナンバリングコード(試行) HU-ASOC2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University