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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語
科目名 英語学
えいごがく
English Linguistics
受講対象学生 A 類, 教育学部
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
~67 期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 英語学講義Ⅱ
えいごがくこうぎ II
Lecture on English Linguistics II
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限
開講場所 教育学部専門1号館3階 
詳細は時間割表で確認すること

担当教員 西村秀夫(教育学部英語科)

NISHIMURA, Hideo

学習の目的と方法

授業の概要 前期「英語学講義I」に引き続き、動詞句を中心とした文の構造について学習するとともに、より大きな単位(句・節・文・談話)の構造を文の伝達機能という観点から分析する。
学習の目的 ・動詞句を中心として文の構造が理解できるようになること。
・モダリティや構成素の配置の分析を通じて、より大きな観点から文の伝達機能が理解できるようになること。
学習の到達目標 1.文の構造を考えるうえで必要な基本術語を身につける。
2.モダリティ、節(clause)などの概念を正しく理解する。
3.従来の英文法(学校英文法)の考え方に加えて、現代の科学的な記述文法の考え方を学び、より精密な文法の理解をめざす。
4.十分な文法の理解に基づいた教授法を考案し、実践することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 Carl Bache, Essentials of Mastering English: A Concise Grammar (Mouton De Gruyter,2000)
参考書 授業で指示する。
成績評価方法と基準 発表30%、期末レポート40%、期末発表30%、計100%、合計60%以上で合格
オフィスアワー 前期 月曜 5-6限(事前調整要)
後期 月曜 5-6限(事前調整要)
西村秀夫研究室
受講要件 「英語学概論」を履修済みか履修中であること。あわせて中学校英語免許を主免許とする学生(AIIの学生)は、「英語音声学演習」および「英文法ゼミナール I, II 」をすでに履修しているか履修中であること。
予め履修が望ましい科目 2年次までの英語学関係科目を一通り履修していることが望ましい。
発展科目 「英語学ゼミナール I, II, II」
授業改善への工夫
その他 この講義は選択科目であるが、中学校英語免許を主免許とする学生(AII)は必ず受講すること。また、中学校英語免許を副免許とする学生(AI)もできる限り受講すること

授業計画

キーワード 法 モダリティ 節構造 省略 代用形 構成素の配置
Key Word(s) mood, modality, clause structure, ellipsis, pro-forms, constituent order
学習内容 以下で項目の前に記した数字は、テキストの章・節を表す。原則として担当発表制とする。分担の詳細は授業内で提示・相談して決定する。なお、予定項目・進度は変更する場合もある。
第1回 前期の復習:Tense and aspect
第2回 13.4 Mood; 13.5 Modality (1)
第3回 13.5 Modality (2)
第4回 4. Clause types and utterance functions; 5. Missing constituents, ellipsis and pro-forms
第5回 7. Constituent order (1)
第6回 7. Constituent order (2)
第7回 10. Polarity
第8回 12. The complex sentence
第9回 14. Nominals
第10回 15. Pronominals (1)
第11回 15. Pronominals (2)
第12回 16. Adjectivals and adverbials
第13回 期末発表準備、レポート準備
第14回 レポート提出、期末発表
第15回 期末発表、レポート講評、まとめ
学習課題(予習・復習) ・英語で書かれた文法学習書である。予習として予定箇所を読み、語句調べなどをしておくこと。内容に関する疑問があれば書き留めておき、授業で質問する。

・原則として受講者による分担制発表形式とする。授業内でテキストの節(長い場合は複数に分ける)の分担を決める。口頭で訳を言うだけではわかりにくいので、出来れば説明・まとめプリント(スライドも可能、事前に連絡)を用意する。全訳でなく要約してよい。訳するだけでなく、内容についても説明を行う。

・期末には興味を持った節(複数でも可)について、レポート作成、それに基づいた発表を行う。レポートは学習した内容を踏まえ、自分が中学高校で受けたその文法項目の説明や現行の教科書、学習参考書などの記述に問題点があればその指摘、用例収集、入門・初級者への指導のよりよい方法などについて考察する。
ナンバリングコード(試行) ED-ELIN-3

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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