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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)創成工学教育科目
領域
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 材料創成工学特論
ざいりょうそうせいこうがくとくろん
Advanced Material Science for Creative Engineering
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期前半

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 伊藤 敬人(工学研究科分子素材工学専攻), 堀内 孝(工学研究科分子素材工学専攻), 瀧野 嘉延(非常勤講師)

ITOH, Takahito, HORIUCHI takashi, TAKINO, Yoshinobu

学習の目的と方法

授業の概要 (前半)
先端材料といえる高分子物質と高分子材料が活躍している先端分野から最近トピックスを選んで解説し、最先端材料としての高分子化合物について講義する。
(後半)
企業における医薬品開発について紹介する
学習の目的 (前半)先端材料としての高分子材料、特に有機高分子材料が現代の科学技術においてどの様な役割をしているのかの理解を目的とする。
(後半)化粧品等に含まれる材料の開発について理解を深める。
学習の到達目標 (前半)高分子のどの様な特性や機能が材料や技術に応用されているのかを理解できる。
(後半)実際の医薬品開発における課題と課題解決への考え方を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 特に教科書は決めないでプリントを配布する。
参考書
成績評価方法と基準 (前半)7割以上の出席(30%)とレポート(70%)計100%
(後半)レポートにより成績を評価する。
オフィスアワー (前半)毎週月曜日12:00-13:00、分子棟2階3214室
(後半)集中講義期間中12:00~13:00工学部第一合同棟5F(担当:宮本、堀内)
受講要件 特に無し
予め履修が望ましい科目 学部での有機化学Cと高分子合成化学を履修しておくことが望ましい。
発展科目 高重合化学特論
授業改善への工夫 授業評価アンケートを参照して授業改善を行う
その他 英語対応授業である。

授業計画

キーワード (前半)オレフィン系ポリマー、エンジニアリングプラスチック、液晶ポリマー、機能性ポリマー, 電導性ポリマー
(後半)医薬品 、化粧品 
Key Word(s) polyolefin, engineering plastic, liquid crysatlline polymer, functional polymer, conducting polymer
pharmaceutical products , cosmetics
学習内容 (前半)
第1,2回オレフィン系ポリマー:ポリオレフィン市場、シングルサイト触媒によるポリオレフィン合成、ポストメタロセン触媒による技術革新、熱可塑性エラストマー、非晶質ポリオレフィンについて講義する。
第3,4回 エンジニアリングプラスチック:汎用エンプラ、スーパーエンプラにおける技術革新、熱可塑性ポリイミド、熱硬化性ポリイミドの合成と宇宙航空分野への応用について述べる。
第5,6回 液晶ポリマー:液晶ポリマーの分子構造、特性、応用分野について述べる。
第7,8回 エネルギー関係高分子材料(電導性ポリマー、電子電導性ポリマー、イオン伝導性ポリマー、レジスト材料)
学習課題(予習・復習)
ナンバリングコード(試行) EN-ORBI-5

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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