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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 全学科・全講座
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
学芸員資格科目:平成24年度入学者からのカリキュラムです
選択・必修
授業科目名 博物館資料保存論
はくぶつかんしりょうほぞんろん
Conservation of Museum Collections
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 古田 正美(非常勤講師)

FURUTA, Masami

学習の目的と方法

授業の概要 生物の飼育あるいは資料標本の保存・保全に関する基礎的な知識を学ぶ。
学習の目的 生物の飼育および標本の保存・保全について,基礎的な知識を学び生物飼育と資料保存の意義を理解し,自然環境の保護・保全を理解する。
学習の到達目標 自然史博物館ならびに水族館の学芸員に必要な基礎知識を身につける。
学芸員資格の取得。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 講義毎にプリントを作成し,配付する。
参考書 村山司・祖一誠・内田詮三編「海獣水族館」,内田詮三・荒井一利・西田清徳著「日本の水族館」,杉田治男編「水族館と海の生き物たち」,日本動物園水族館協会飼育ハンドブック「資料編」
成績評価方法と基準 授業への参加度20%,レポート20%,期末試験60%
オフィスアワー 希望により,別途時間を設定する。
受講要件 学芸員資格を取得する意志のある学生
予め履修が望ましい科目
発展科目 博物館展示論,博物館実習(水族館実習)
授業改善への工夫 講義の妨げにならないかぎり,質疑応答は自由とし,各自が積極的に授業参加できるようにする。
その他

授業計画

キーワード 水生生物の飼育,展示環境,資料標本の保存
Key Word(s) Breeding, Exhibition, Specimens
学習内容 1.水族館・動物園における生物飼育と資料保存の意義
2.水族館・動物園における生物飼育の歴史,現状および課題
3.飼育生物に関する法令と飼育基準
4.飼育生物の入手と輸送
5.飼育生物(海藻・海草・水草含む)の設備(水槽と飼料管理)
6.飼育生物の健康管理と調教および倫理,繁殖と育成
7.飼育環境の諸条件1(スナメリや海牛類などの各論)
8.飼育環境の諸条件2(ラッコやひれ脚類の各論)
9.飼育環境の諸条件3(魚類やオウムガイ類など無脊椎動物の各論)
10.病気の治療と水質管理(濾過槽と循環量および殺菌や原生動物の除去など)
11.災害の防止対策と避難計画
12.自然環境の保護と保全,生息域外保全と生息域内保全
13.種の保全,生物の保護と飼育および資料標本の収集と作成・梱包・輸送
14.資料標本の収蔵・展示の保存環境(特別展含む)
15.講義の総まとめと飼育員と学芸員の日常の仕事と心得
16.期末試験
学習課題(予習・復習) 各講義のプリントを配付するので、各自で学習の発展をさせて欲しい。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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