三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 工学部建築学科 ・専門教育
建築環境・設備
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 建築環境工学 III
けんちくかんきょうこうがく III
Architectural Environmental Engineering III
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可, 自専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可, 他講座の学生の受講可, 他類の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所 工学部院生棟1番教室
建築音響分野の講義1回分のみ講堂大ホールで行う。日程等の詳細は初回授業にて示す。

担当教員 寺島 貴根(工学部)

TERASHIMA, Takane

学習の目的と方法

授業の概要 我々が暮らす室内空間や都市空間は、熱・湿気・空気・光・音などの環境要素が適切となるよう設計されなければならない。建築に携わる者は、快適な空間を実現するため建築環境工学においてこれら環境要素を取り扱う基礎理論を学ばなくてはならない。本授業科目は、建築環境工学における光および音の環境要素を取り扱い、設計の基礎理論を学ぶ。
学習の目的 室内および都市空間における光・音環境に関する基礎理論を理解し、建築・都市設計への基礎的応用力を身につけることを目的とする。
学習の到達目標 光・音の物理に対する基礎的な理解とともに、これら環境要素と人間の生理・心理との関わりを習得し、基本的な環境計画を行うことができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書 現代 建築環境計画 (小島武男,中村洋他,オーム社) 授業中に参照するので、必ず購入のこと。
参考書 建築環境工学I -日照・光・音- (松浦邦男、朝倉書店)
成績評価方法と基準 原則として、試験を含む全講義回数16回中、出席回数12回(7割)以上の者に対して成績評価を行う。筆記試験により学習内容の理解度を判定し成績評価を行う。10点満点で成績を算出し、6点以上の者を合格とする。
オフィスアワー 建築学科3階寺島教員室にて随時対応するが、後期水曜の14:40〜16:10をレギュラーのオフィスアワーとする。電話・電子メールによっても対応する。また質問はMoodleサイトでも取り扱っている。質疑応答の内容を共有する意味でもMoodleを活用する事が望ましい。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 建築環境工学I・II で扱われなかった光と音の環境を対象としている。I〜IIIを合わせて総合的に建築環境を考えてゆくことが望ましい。
発展科目 建築設備I・IIおよび都市環境
授業改善への工夫 講義内容のスリム化・メリハリつけた内容とし講義時間に余裕を持たせ、学生とのコミュニケーション等興味関心を喚起する配慮の導入を検討する。また自学自習できるよう参考書の提供を検討する。
またMoodleサイトに補足資料などを掲載し、随時閲覧できるようにする。
その他 建築音響分野の講義のうち一回分は、三翠ホール(大)で講義をする。その際に音響インパルス応答や残響時間測定のデモンストレーションを行い、室内音響の理解を深める。

授業計画

キーワード 光 日照 日射 視覚 採光 照明 色彩 音 聴覚 騒音 遮音 残響 音響設計
Key Word(s) Light, Plan of lighting, Daylighting, Vision, Color planning, Sound, Auditory, Noise control, Reverberation, Room acoustics
学習内容 1. 日照と日射
2. 太陽位置と時刻
3. 日影図、等時間日影曲線
4. 視覚、測光量、点光源による照度
5. 面光源による照度、間接照度
6. 光束法、人工光源、色彩
7. 光環境の講義内容補足
8. 音の物理・聴覚の基礎
9. 音の伝搬、騒音の評価
10. 透過損失、騒音防止計画
11. 室内音響計画、音響的欠陥
12. 残響時間
13. 吸音材料、音声明瞭度
14. オーディトリアムの音響設計
15. 近年の音響設計事例
16. 定期試験
学習課題(予習・復習) 1. 教科書3.4 光ワークシートNo.1:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
2. 教科書3.2 光ワークシートNo.2:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
3. 教科書3.3 光ワークシートNo.3:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
4. 教科書3.3 光ワークシートNo.4:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
5. 教科書6.2 光ワークシートNo.5:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
6. 教科書6.1 光ワークシートNo.6:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
7. 光環境の補足 ワークシート:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
8. 教科書2.1 音ワークシートNo.1:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
9. 教科書2.3 音ワークシートNo.2:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
10. 教科書2.3 音ワークシートNo.3:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
11. 教科書2.3 音ワークシートNo.4:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
12. 教科書2.2 音ワークシートNo.5:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
13. 教科書2.2 音ワークシートNo.6:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
14. 音環境の補足 ワークシートNo.1:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
15. 音環境の補足 ワークシートNo.2:授業中に空欄を記入して復習に役立てる。
ナンバリングコード(試行) EN-ARCH-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University