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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習H
にほんぶんがくえんしゅう えいち
Seminar in Japanese Literature H
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習H
にほんぶんがくえんしゅう えいち
Seminar in Japanese Literature H
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 吉丸 雄哉(人文学部)

YOSHIMARU,Katsuya

学習の目的と方法

授業の概要 十返舎一九の草双紙『金草鞋』二編を扱います。二編は東海道編で、授業では桑名から伊勢までの内容を翻字、注釈、現代語訳してもらいます。
学習の目的 江戸時代の文学作品について、基礎的な翻刻と語釈の技術、発表の技術を身につけます。
江戸後期の歴史、文化、風俗、思想を学びます。
江戸時代の伊勢街道の知識を得ます。
学習の到達目標 江戸後期の草双紙の特徴を学ぶ。
翻刻・注釈のない本にそれらを施す技術を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴

教科書 授業内で影印を配布します。
参考書 『膝栗毛文芸集成』ゆまに書房。『方言修行 金草鞋』全7冊、大空社。『道中記集成』全47冊、大空社。
成績評価方法と基準 演習での発表で七割。期末レポートで三割。
オフィスアワー 火曜日の昼休み。長い時間が必要なものはメールにて相談のこと。おおよそ、木曜日の午後が空いています。
受講要件 日本古典文法の知識。
予め履修が望ましい科目 日本近世文学の授業、江戸時代史の授業。くずし字を学ぶ授業。
発展科目
授業改善への工夫
その他 時代背景のため、現代の人権意識から見ると、差別的な表現が出てくることがある。了解のうえ受講のこと。

授業計画

キーワード 近世文学
Key Word(s) Early modern Japanese literature
学習内容 一回 概説(近世文学の特徴、『金草鞋』シリーズとは)
二回 近世文学研究の方法について(基本資料、参考文献とその探し方)
三回 発表の技法について(発表資料の作り方、発表の進め方)
四回から一四回までは学生に分担して発表してもらいます。
一五回 まとめ
学習課題(予習・復習) 自分の担当でない回も作品を読んでくること。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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