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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論B
びじゅつりろんびー
Art Theory B
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論B
びじゅつりろんびー
Art Theory B
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 藤田伸也

FUJITA, Shinya

学習の目的と方法

授業の概要 「佳処」をキーワードに、絵画と美術の機能について考える。
主に日本美術および中国美術を考察の対象とし、適宜西洋美術と比較する。
視覚と美術の関係について、基本的な問題を説明する。
学習の目的 美術史について基本的知識を習得する。
絵画の見方と視覚について理解する。
日本美術と中国美術の関わりについて理解する。
美術作品を通して人と文化を理解することを学ぶ
学習の到達目標 佳処と絵画について体系的に理解する。
絵画の機能と価値について説明することができる。
文化における美術の重要性について説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴

教科書
参考書 授業中適宜示す。
成績評価方法と基準 授業時のリアクションペーパー20%、テスト40%、レポート40%。
オフィスアワー 毎週月曜日12:00~14:30、火曜日10:30~12:30/藤田研究室(教養教育2号館2階)
受講要件
予め履修が望ましい科目 美術理論A
発展科目
授業改善への工夫 プロジェクター利用による視覚資料や美術館展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
その他 機会があれば、展覧会の見学を休日に日帰り圏内で行う。
その際の交通費・入館料等は各自の負担となる。学生教育研究災害傷害保険には必ず加入していること。
原則、欠席5回で受講資格を失う。

授業計画

キーワード 美術史 日本絵画史 佳処 眺望
Key Word(s) art history, history of Japanese paintings, a good view
学習内容 「佳処」をキーワードに、絵画の機能と表現について考察する。佳処と眺望について整理し、日本と中国の絵画における佳処の表現を具体的に検証し、適宜西洋絵画にも触れていく。山水画や風景画の名品をなるべく多く紹介する。
第1回 授業の概要 「佳処」とは
第2回 絵画と空間表現
第3回 快適な居場所と眺望
第4回 隠逸と深山幽谷
第5回 景勝地と絵画
第6回 瀟湘八景
第7回 西湖図
第8回 詩と絵画
第9回 桃花源記の絵画
第10回 日本三景と絵画
第11回 名所絵と絵はがき
第12回 浄土と佳処
第13回 絵巻と画巻 空間の移動
第14回 四季花鳥図 四季の移ろい
第15回 まとめ
第16回 試験
学習課題(予習・復習) 授業中に取り上げた作品については、参考図書で図版をよく見ておく。
専門用語や画家名・作品名の読みや意味は復習し理解すること。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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