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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 工学部建築学科 ・専門教育
建築環境・設備
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 建築環境工学 Ⅰ
けんちくかんきょうこうがく I
Architectural Environmental Engineering I
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 永井 久也 (工学部建築学科)

NAGAI,Hisaya

学習の目的と方法

授業の概要 建築における湿気および空気環境に関して、外界気候の室内への影響および室内気候と在室者との相互の影響についての基本的な原理と取り扱いを学習する。
学習の目的 建築における湿気および空気環境に関して、外界気候の室内への影響および室内気候と在室者との相互の影響についての基本的な原理と取り扱いを学習し、それらを建築の設計・計画に応用し、役立てることをねらいとする。
学習の到達目標 1.伝導、放射、対流の伝熱三態を理解する.
2.室内熱環境の評価方法を理解する.
3.定常および非定常伝熱理論を理解する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 現代建築環境計画(小島武男、中村洋他、オーム社)
参考書
成績評価方法と基準 本授業の目標達成度の評価として試験を実施する。成績評価は、試験の総点100点で行い、総点数/10を四捨五入して最終成績とし、最終成績6以上を合格とする。
オフィスアワー 毎水、木曜日の12:00~13:00。また、建築学科棟3階4315室の永井教員室にて随時対応。電子メールによる受付可(nagai@arch.mie-u.ac.jp)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 本授業に特に関連する科目は建築環境工学Ⅱ、Ⅲ、建築都市環境工学演習、建築設備Ⅰであり、本授業は建築環境工学Ⅱ、Ⅲと共に建築環境工学、建築設備工学の基礎科目と位置づけられる。また、建築都市環境工学演習は建築環境工学Ⅰ、Ⅱの内容に沿って、その演習が行われる。
授業改善への工夫 試験、授業評価アンケートの結果を踏まえ、同時並行で開講されている演習科目と授業進行状況を合わせ、学生の理解度を高める。また、日常生じている伝熱現象の具体的事例を多数紹介し、実現象としての理解を深めるよう工夫する。
その他

授業計画

キーワード 建築伝熱、温熱環境
Key Word(s) Heat transfer in buildings, Thermal environment and comfort
学習内容 第1回 授業ガイダンス、建築環境工学の概説
第2回 建築と熱環境
第3回 熱放射の発散と吸収
第4回 直接放射熱流
第5回 放射熱伝達
第6回 室内壁面間の放射熱伝達
第7回 外壁外表面の放射熱伝達
第8回 人体の産熱と熱拡散
第9回 熱環境の評価方法
第10回 快適熱環境
第11回 壁体の定常伝熱と室温
第12回 壁体の熱貫流率
第13回 暖房と室温
第14回 非定常熱伝導
第15回 例題の解説
第16回 試験
学習課題(予習・復習) 各回、事前に教科書を熟読し、理解でき無い部分を明確にしておく。
本講義と並行して行われる演習(建築都市環境工学演習)をなるべく履修し、その演習課題により理解度の確認を行う。
ナンバリングコード(試行) EN-ARCH-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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