三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学演習 C
げんごかがくえんしゅう しー
Language Science Seminar C
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学演習 C
げんごかがくえんしゅう しー
Language Science Seminar C
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 澤田 治

SAWADA Osamu

sawadao@human.mie-u.ac.jp

TAの情報

学習の目的と方法

授業の概要 本演習では、非命題的内容語/感情表出表現(例: damn, bastard)の意味解釈メカニズムについて考察する。とりわけ、damn, bastard等の感情表出表現が、態度動詞(attitude predicate)(例: think, 「信じている」)の補部に埋め込まれた場合の意味解釈に焦点を当て、(i) 埋め込み環境における感情表出表現の「話し手志向的読み」と「主語志向的読み」の間の曖昧性はどのように説明することができるのか、(ii) 埋め込み文内の感情表出表現は、 否定や時制・モダリティ等のオペレーターと相互作用を持つことができるのか、またもし持つことができる場合、それはどのように解釈されるのか、(iii) 埋め込み文内での感情表出表現(非命題的内容語)の意味解釈は、言語間で違いがあるのか、といった問題について、統語論、意味論、語用論および言語哲学の観点から考察する。
学習の目的 様々な言語現象について詳しく観察し、意味解釈に関する原理や法則性・体系性を理解する。
学習の到達目標 身近な言語現象を言語理論を使って分析できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 教科書は使用しません。
参考書
成績評価方法と基準 授業参加、発表、課題:60%
期末レポート:40%
オフィスアワー オフィスアワーの時間帯に関しては、最初の授業で決める。
受講要件
予め履修が望ましい科目 言語学、英語学関係の科目を履修しておくことが望ましい。
発展科目
授業改善への工夫 あらかじめ学生に予習の範囲を指示する。各自が課題を持ち、自分の考えを発表できるよう、プレゼンテーションの場を設ける。
その他

授業計画

キーワード Embedded expressives, attitude predicates, verbs of saying, perspectives, entailment, implicature,
tense, modal, semantics-pragmatics interface
Key Word(s)
学習内容 Week 1: Introduction
Week 2-4: Projection problem
Week 5-6: The semantics of attitude predicates and verbs of saying
Week 7-9: Interpretations of embedded expressives
Week 10-12: Perspectives in embedded context
Week 13-154 Interactions with tense and modality
Week 15: Presentations
学習課題(予習・復習) 毎回リーディングの内容をベースに授業を行います。あらかじめ予習をして、授業に臨んでください。この授業は演習形式の授業ですので、積極的に発言、発表してください。学期の最後には、期末レポートのトピックについて発表してもらいます。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University