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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 法哲学特論
ほうてつがくがくとくろん
Topics on Legal Philosophy
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 髙橋秀治(人文学部法律経済学科)

TAKAHASHI, Hideharu

学習の目的と方法

授業の概要 近代社会を形作った17世紀イギリスおよび18世紀フランスの社会契約論について、その代表的な論者であるトマス・ホッブズ(Thomas Hobbes, 1588~1679)、ジョン・ロック(John Locke, 1632~1704)、ジャン-ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712~78)の著作からの抜粋(邦訳)を取り上げて、近代自然法論、社会契約論の内容について検討する。
学習の目的 ホッブズ、ロック、ルソーの代表的な著作(邦訳・部分)に触れ、近代自然法論、社会契約論の内容を理解する。
学習の到達目標 社会契約論の内容について理解を深めながら、近代社会を形作っている所有権理論、近代立憲主義思想、国民主権論などについて学び、現代社会の諸問題と関連づけて考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 Moodle

教科書 授業で使用する文献をmoodleにより配付するので、各自でダウンロードして、予習した上で、授業に持参すること。(詳細は、授業で説明します。)
参考書 適宜紹介する。
成績評価方法と基準 テスト55%、授業への参加30%、moodleへの書き込み15%
オフィスアワー 毎週月曜日10:30~11:30、高橋研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 法政コースの諸科目
発展科目
授業改善への工夫 学生からの要望を随時受け付け、可能な限り対応する。
その他

授業計画

キーワード 法哲学、自然法思想、社会契約論、ホッブズ、ロック、ルソー
Key Word(s)
学習内容 第1回 ガイダンス
第2回 17世紀イギリスの社会状況
第3回 ホッブズの自然状態論
第4回 ホッブズの自然法論、
第5回 ホッブズの社会契約論
第6回 ホッブズの国家論
第7回 ロックの自然状態論
第8回 ロックの所有権論
第9回 ロックの社会契約論
第10回 ロックの抵抗権論・寛容論
第11回 ルソーの生涯と自然状態論(その1)
第12回 ルソーの自然状態論(その2)
第13回 ルソーの社会契約論
第14回 ルソーの一般意志論・国民主権論
第15回 まとめ
第16回 試験
(ただし、内容は暫定的なものであり、変更することがあり得る。)
学習課題(予習・復習) (予習)各回、授業の前に、配付資料を読んで、そこに掲げてある問いへの答えを考えてくる。
(復習)授業の後、自分の感想や意見をまとめて、moodleにアップロードする。
ナンバリングコード(試行) HU=SOCI-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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