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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 工学部分子素材工学科 ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 有機化学演習A
ゆうきかがくえんしゅう えー
Exercises in Organic Chemistry A
単位数 1 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 ○平井 克幸(工学部分子素材工学科)、岡﨑 隆男(工学部分子素材工学科)

HIRAI, Katsuyuki; OKAZAKI, Takao

学習の目的と方法

授業の概要 有機化学Aで学んだ内容に関する演習を行うことによって講義内容を復習する。
学習の目的 基礎的な有機化学の知識をもちいて、簡単な有機化合物の構造や化学反応を論理的に理解し、分子構造や合成反応経路の初歩的な設計に応用することができる。
学習の到達目標 有機化学Aの講義で学んだ初歩的な有機化合物の構造・反応・合成を説明することが出来る。さらに、簡単な合成反応を設計する応用力を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴

教科書 ソロモンの新有機化学Ⅰ第11版(池田正澄ほか監訳、T.W.G.Solomonsほか著、廣川書店)
参考書 ソロモン新有機化学・スタディガイド第11版(池田正澄ほか監訳、T.W.G.Solomonsほか著、廣川書店)
成績評価方法と基準 毎回の演習の成績にもとづいて評価する。また、毎回の学習状況についても考慮する。
オフィスアワー 随時、分子素材工学棟3階3302室、3320室。
受講要件 有機化学Aの講義後、その内容について演習を行います。そのため、開講時間が有機化学Aと入れ替わることがあります。したがって、有機化学Aを同時に履修してください。
予め履修が望ましい科目 化学基礎Ⅰ
発展科目 有機化学BおよびC、有機化学演習BおよびC、有機機能化学、有機合成化学、高分子合成化学
授業改善への工夫
その他 分子の構造や立体化学を理解するために、分子模型は非常に便利です。分子模型として、HGS分子構造模型やCochranes分子模型などが市販されています。

授業計画

キーワード 有機化合物、有機合成、有機反応機構
Key Word(s) organic compound, organic synthesis, reaction mechanism
学習内容 有機化学Aの講義進度に合わせて、以下の項目について演習(テスト及びその解説)を行う。
第1講:有機化学の基礎:化学結合と分子構造
第2講:炭素化合物の種類:官能基と分子間力
第3講:酸と塩基:有機反応と反応機構序論(1)
第4講:酸と塩基:有機反応と反応機構序論(2)
第5講:アルカンとシクロアルカン:命名法と立体配座(1)
第6講:アルカンとシクロアルカン:命名法と立体配座(2)
第7講:立体化学:キラルな分子
第8講:イオン反応:ハロゲン化アルキルの求核置換反応と脱離反応(1)
第9講:イオン反応:ハロゲン化アルキルの求核置換反応と脱離反応(2)
第10講:アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 ハロゲン化アルキルの脱離反応(1)
第11講:アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 ハロゲン化アルキルの脱離反応(2)
第12講:アルケンとアルキンⅡ:付加反応(1)
第13講:アルケンとアルキンⅡ:付加反応(2)
第14講:ラジカル反応
学習課題(予習・復習) 有機化学Aで学習した内容を、毎回、教科書と講義ノートで読み返し、章末問題を解いて復習する。その後、演習に臨み、理解度を確認する。解説時もノートをとり復習する。有機化学の知識にもとづいた論理的な思考の仕方を身につけることが重要です。
ナンバリングコード(試行) EN-ORBI-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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