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科目の基本情報

開講年度 2013 年度
開講区分 教育学部・生涯教育に関する専門科目(C類)
科目名 課程指定科目
かていしていかもく
受講対象学生 教育学部, C 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~64 期生
63期以降について、本科目は中学・高校教員免許の取得に対応した科目です。小学校の教員免許の取得には対応していません。小学校の教員免許の取得を希望する者は、別途「教育臨床Ⅰ」も履修すること。
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 教育臨床Ⅱ
きょういくりんしょう に
Clinical Psychology in Educational Settings Ⅱ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 鈴木 誠(教育学部非常勤)

Makoto Suzuki

学習の目的と方法

授業の概要 さまざまな問題を抱える中学生や高校生と関わると、通常、教師も自らの思春期・青年期心性がかき乱される。そのため教師が本来有している「思慮深さ」が破壊されて、考えなしの対応や関わりしかできなくなることが、しばしば生じる。やがて事態は悪化の一途をたどり、生徒との信頼関係も壊れ、しばしば教師自身も激しく消耗する。精神疾患で休職する教師が全国で5400名を越えている現在、こうした事態は特別なことではない。この授業では、教師の思慮深い教育実践の維持や対人スキルの向上、教師のメンタルヘルスの維持のために、英国の教育界などで導入されているwork discussion methodを紹介し、この方法を体験的に学んでいく。
学習の目的 精神分析を応用したグループ討議を体験し、その体験を基礎にして、work discussion のやり方や設定、無意識的こころの状態や無意識的・情緒的コミュニケーション、集団心性を学ぶ。
学習の到達目標 思春期・青年期の情緒的インパクトの渦中にあっても、思慮深い教育実践を行えるようにwork discussin の理論と方法の基礎を学び、自分自身の「情緒的体験から学ぶ」方法の基礎を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 グループ学習の要素を加えた授業

教科書 「学校現場に生かす精神分析―教えることと学ぶことの情緒的体験―」 ,I.ザルツバーガー-ウィッテンバーグ他,平井他監訳 岩崎学術出版社 2008
成績評価方法と基準 授業の出席(7割は必須)・発表50%・学期末のレポートの提出50%などを総合的に評価する。
受講要件 実習(塾教師や家庭教師などのアルバイトを含む)などでの、子どもの対人関係場面の観察レポートを討論の素材とする。その種のレポートを提出できること
発展科目 児童臨床心理学
その他 グループ・ワークを行うため、定員を40名程度とする。受講希望が多い場合は、履修制限を行う。

授業計画

キーワード 教師の日常的な関わり・教育現場における危機・情緒的経験から学ぶ・現代精神分析
学習内容 1:オリエンテーション
2:はじまることの情緒的側面
3:生徒から見た教師との関係
4:教師から見た生徒との関係
5:学ぶことの情緒的側面
6:子ども理解1
7:子ども理解2
8:子ども理解3
9:家族との関係
10:専門機関との連携
11:おわることの情緒的側面
12:学級崩壊/授業妨害(臨床例1)
13:教職員のメンタルヘルス(臨床例2)
14事件や事故後の心のケア (臨床例3)
15.まとめ
学習課題(予習・復習) それぞれの講義の教科書の該当部分を必ず予習して授業に臨むこと。

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