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科目の基本情報

開講年度 2011 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・社会
科目名 外国史
がいこくし
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
60-62 期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 東洋史概論
とうようしがいろん
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
放送大学科目 放送大学科目ではない
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所

担当教員 坂尻彰宏(非常勤講師)

SAKAJIRI,Akihiro

学習の目的と方法

授業の概要 古文書を用いた内陸アジア史、東アジア史、東西交流史
学習の目的 敦煌という小さなオアシスが、中華人民共和国の甘粛省西部にあります。今からおよそ 100 年前、このオアシスにほど近い石窟寺院から数万点に及ぶ千年以上前の古文書や美術資料が発見され、世界中の学者たちを驚かせました。なぜなら、これほどまとまった数量の古文書類は、それまで中国ではほとんど見つかっていなかったからです。砂塵のなかから突然あらわれたこれらの文献や美術資料は、様々な言語・文字・ジャンルを含んでいることから、現在も世界の注目を集めています。この授業では、これらの所謂「敦煌文書」の性質や意義を解説しながら、古文書を用いたアジア史研究の最前線を案内します。
学習の到達目標 この授業では、個別の史料から、東アジアやユーラシアの大きな歴史の流れを具体的に把握し、高等学校・中学校の授業実践のための基礎的素養を獲得することを目指します。また、古文書の分析方法や特徴を理解し、説明できるようになることも目標にします。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 教科書は使用しません。
参考書 01 『敦煌』(レグルス文庫 41)長澤和俊、東京、第三文明社、1974。
02 『敦煌文書の世界』(歴史学叢書)池田温、東京、名著刊行会、2003
  (とくに「第一部 序編」、「第二部 本編 敦煌の歴史的背景」を参照)。
03 『敦煌への道』(ブックレット新潟大学4)關尾史郎・玄幸子、新潟日報事業社、
  2002。
04 『敦煌ものがたり』(中公文庫 680)中野美代子、東京、中央公論社、1996。
05 『敦煌三大石窟 莫高窟・西千仏洞・楡林窟』(講談社選書メチエ 74)東山健吾、
  東京、講談社、1996。
06 『敦煌石窟 精選50窟鑑賞ガイド<莫高窟・楡林窟・西千仏洞>』
  樊錦詩・劉永増、東京、文化出版局、2003。
07 『講座敦煌 1 敦煌の自然と現状』榎一雄(編)、東京、大東出版社、1980
  (とくに「1.敦煌を中心とする地域の自然環境」、「敦煌探検・研究史」を参照)。
08 『西域 探検の時代』(岩波新書 新赤版 776)金子民雄、東京、岩波書店、2002。
09 『文字の文化史』(同時代ライブラリー 83)藤枝晃、東京、岩波書店、1991。
10 『《ビジュアル版》世界の歴史 10 草原とオアシス』山田信夫、東京、講談社、
  1985。
成績評価方法と基準 出席・受講態度等の平常成績40%、レポート60%(合計100%)
予め履修が望ましい科目 外国史概論

授業計画

キーワード 敦煌、敦煌学、敦煌文書、古文書、オアシス、シルクロード、東アジア、ユーラシア
学習内容 0)敦煌文書の世界:敦煌というところ、歴史的背景、大探検時代、発見〜分散、研究史、
  現状、方法論
1)敦煌への手紙:手紙文書、私信、手紙文例集、封筒、封印、古代書簡…
2)書いたものがものをいう:契約文書、公法と私法、売買か貸借か、取引、値段と貨幣…
3)帰ってきた男:裁判文書 、手続き、展開、当事者たち、背景にあるもの…
4)朝貢は儲かるか?:長安への旅、花の都、進奉、回賜、ロビー活動、世界を結ぶ大き
  な仕組み、ごくごく小さな世界…
    ※ 受講者をまじえて実際の古文書史料の解読・検討を行なう場合があります。
学習課題(予習・復習) 参考書、事典、高校世界史Bの教科書・資料集、地図などを、適宜参照しながら、履修してください。

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