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シラバス基本情報

開講年度 2008 年度
授業科目名称 機械工学セミナー
よみがな きかいこうがくせみなー
英語表記 Mechanical Engineering Seminar
対象学生・科目区分 工学部機械工学科・専門教育・・3年次
開講学期・単位数等 後期・学科必修・2単位
開放科目 開放しない
担当教員 丸山 直樹(工学研究科機械工学専攻),吉田 和三・内田 幸雄・山尾 秀則(各工学部機械工学科非常勤講師)

授業内容・授業計画

授業形態 講義,演習,実習,実験
授業方法 PBL
キーワード・テーマ JABEE基本キーワード:地球的視点,技術者倫理,デザイン能力,コミュニケーション能力,総合的評価
JABEE個別キーワード:多面的思考力,倫理観,創造性,計画性,自主性,協調性
学科キーワード:設計,技術者倫理,プレゼンテーション,チームワーク,リーダーシップ
授業の目的・概要  機械工学の果たす社会的役割,技術論について学習し,社会的・国際的に高い視野と先見性,倫理観を修得する.小グループを形成してこれらに関する課題調査を行い,意見のとりまとめ,発表ならびに意見交換を通して自主性,協調性,指導力ならびに発表力を養う.
 創成デザインセミナーでは,機械設計・製作を交えて正解のない問題に対する構想力,種々の学問・技術を統合する能力を養うことを目的とする.
 機械工学達成度確認試験では,これまで履修してきた機械工学の基盤となる科目について総合的な理解度を確認する.
 本授業は,PBL(Problem Based Learning)を強く意識した授業である.
学生の到達目標  専門分野にこだわることなく,技術者として技術,倫理,経営など広い視野で物事に取り組む姿勢をもてるようになる.また,達成度確認試験を受けるにあたり,これまでの学習内容を広く復習し,機械工学専攻生としての基礎学力を向上する.
 機器の設計から製作までの一連の作業により,総合的なモノ作りの感覚を修得する.
本学教育目標との関連 「感じる力」=25%,「考える力」=25%,「生きる力」=25%,「コミュニケーション力」=25%
受講要件  創成デザインセミナーではモノ作りの作業を行うので,学生教育研究災害傷害保険等に必ず加入すること.
 本授業では,小人数によるグループワークを多数取り入れている.開講途中で受講を取りやめると他のメンバーに迷惑がかかるので,本授業を最後まで受講するという強い意志をもって臨むこと.
予め履修が望ましい科目  本授業は,これまで受講してきた科目全般と関連する.座学はもとより,演習,実習科目が広く関連する.また,大学の授業に拘わらず,身近な現象,社会情勢についても授業に取り入れているので,平素より世の中の流れ,事象に関心を持つことが望ましい.
発展科目  本授業では,総合的な学習力を養成することを目的としているので,発展科目としては4年次の機械工学実験及び実習Ⅲ,卒業研究が挙げられる.
教科書、参考書 教科書:とくに指定はない.適宜資料の配布を行う.
参考書:講義に関しては,関連する内容の参考書が多数出版されている.
 創成デザインセミナーおよび機械工学達成度確認試験に関しては,これまで専門科目で利用してきた教科書等を広く使用する.
成績評価方法と基準  出席は必要条件であり,9割以上出席した人に対して単位を与える.評価は,課題調査・報告書作成・発表(40点),創成デザインセミナー(20点),達成度確認試験(40点)の合計100点で行う.合格点を60点とし,合計点数/10を四捨五入して最終成績とする.最終成績6以上を合格とする.
オフィスアワー  授業終了後に講義室ならびに機械工学科棟4階 丸山教員室(2404室)にて対応.電子メールによる受け付けは随時可.E-mail: naoki@mach.mie-u.ac.jp.
授業改善への工夫
 通常の講義に加え,調査型研究,発表,討論会を多数設けると共に,独創的な創造力を養うデザインセミナーを特徴とする.
 討論会では,グループによる協調性ならびにリーダーとしての統率力を修得するため,討論の時間を多く設けている.
 創成デザインセミナーでは,従来,設計・製図,製作と個々に分かれていた授業に対して,ある事象を対象として構想から製作までを一貫して行い,モノ作りを体感すると共に,試行錯誤を交えた“創成能力”を育成する.
その他  従来から必要と言われながら実施されてこなかった地球的視点にたった多面的思考力,構想力を含めたデザイン能力,技術者倫理を養成する.従来の専門科目にとらわれず,技術者として備えておくべき能力について講義と課題発表を通して学ぶ.
 また,創成デザインセミナーでは,これまで履修してきた専門科目の知識と経験を総合的に応用して,ある事象を題材として構想,設計,製作を行う.また,問題点を検討して改善を行う.
 さらに機械工学達成度確認試験は,これまで学習してきた機械工学の基盤となる科目を中心とした総合的な理解度を試すものである.
授業計画・学習の内容と課題
学習内容 学習課題(予習・復習)
 講義の初回に詳細な学習内容とスケジュールを改めて提示するが,概要は以下の通り.
第1回 講義の進め方,アイスブレーキング,エンジニア薫陶論.多面的思考力の養成講義.
第2回 多面的思考力の養成のグループ別討論会.
第3回 地球的視点に立った考え方講義.多面的思考力の養成の全体報告討論会.
第4回 地球的視点に立った考え方のグループ別討論会.
第5回 エンジニアリング法講義.地球的視点に立った考え方の全体報告討論会.
第6回 エンジニアリング法のグループ別討論会.
創成デザインセミナー(説明・設計)
第7回 エンジニアリング倫理講義.エンジニアリング法の全体報告討論会.
第8回 財務諸表分析とキャッシュフロー講義.エンジニアリング倫理のグループ別討論会.
第9回 エンジニアリング倫理の全体報告討論会.財務諸表分析とキャッシュフローのグループ別討論会.
第10回 財務諸表分析とキャッシュフローの全体報告討論会.まとめ.
第11回 創成デザインセミナー(設計・製作・測定)
第12回 機械工学達成度確認試験(冬期休暇後第1回目授業日に実施)
第13回 創成デザインセミナー(設計・製作・測定)
第14回 創成デザインセミナー報告書提出,発表.
第15回 総評

ただし,非常勤講師の都合により,授業の順序を入れ替える場合がある.

調査型課題:
 討論会では少人数グループを構成し,課題調査・グループ討議,調査結果の報告書作成,全体報告討論会での発表の一連の作業を行う.グループリーダーは,メンバーが調査した内容を報告書としてまとめると共に,MS-PowerPointを利用してスライドを作成し,LCDPを用いて発表する.リーダーは各回で交代する.全体報告討論会では,受講生に加えてティーチングアシスタントを交えて意見交換する.

機械工学達成度確認試験:
 冬期休暇後に行う.具体的な実施日については,後日調整の上連絡する.試験範囲は,数学を含む機械工学の基盤となる科目とする.試験難易レベルは,機械工学として基本的な問題とする.

創成デザインセミナー:
 あるモノの設計・製作を課題とし,性能を測定して学生間で競う.製作に当たってはいくつかの拘束条件を設け,これをクリアするように試行錯誤,改善製作する.
 本セミナーでは,多数の調査課題を課すので,積極的な調査,グループワークが必要となる.提出課題にはグループで共有するものが多く,期日厳守が重要である.

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