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シラバス基本情報

開講年度 2008 年度
授業科目名称 技術者倫理
よみがな ぎじゅつしゃりんり
英語表記 Engineering Ethics
対象学生・科目区分 工学部機械工学科・専門教育・・2年次
開講学期・単位数等 前期・学科必修・1単位
開放科目 開放する
担当教員 水谷 一樹(工学部機械工学科非常勤講師)

授業内容・授業計画

授業形態 講義,演習
キーワード・テーマ JABEE基本キーワード: 技術者倫理、地球的視点、多目的視野、コミュニケーション能力
JABEE個別キーワード: 倫理観、職業倫理、多面的思考力、創造性、自主性、協調性
学科キーワード: 倫理、プレゼンテーションチームワーク、リーダーシップ 
授業の目的・概要 科学技術の発展に伴い、技術者が社会に対して負っている責任はますます大きくなっている。このため、工学教育の中に、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果および技術者としての社会的な責任を十分理解して倫理意識を養う教育が要求されている。このようの状況から、機械工学科の学生として技術と直接関連した内容を含む技術者倫理の知識は非常に重要な意味を持ってきている。この授業では、技術者が技術力とともに身につけるべき倫理的な考え方や近年注目を浴びている「失敗学」について、実例や教材ビデオ等も参照して系統的に解説する。授業には、受講学生による技術者倫理的課題の調査、分析、まとめ及びその発表などPBL的な要素を取り入れており、講義+演習の授業形態をとる。
学生の到達目標 本講義で到達できるレベルは、例えばFE試験のEthics、技術士1次試験の適正課目中の技術者倫理に関する問題が解ける程度のレベルである。
本学教育目標との関連 「感じる力」= 20%、「考える力」= 30%、「生きる力」= 20%、「コミュニケーション力」= 30%
予め履修が望ましい科目 履修科目ではないが、「学習課題」の項にも示した事柄について平素より準備をしておくこと。
特に、1回目の授業で「技術者の特徴」について尋ねる予定にしている。あらかじめ、参考書、インターンネット等で調べておくこと。
教科書、参考書 教科書:「技術者倫理の世界」 藤本温編著 森北出版
参考書:「工学倫理ノススメ 誇り高い技術者になろう」 黒田、戸田山、伊勢田編 名古屋大学出版会
    「はじめての工学倫理」 斉藤、坂下著 昭和堂
    「科学技術者倫理の事例と考察」 米国NSPE論理審査委員会編、日本技術士会訳編 丸善
    「科学技術者の倫理 その考え方の事例」 日本技術士会訳編 丸善
    「技術倫理1」 C.ウィットベック著、札野、飯野訳 みすず書房
    「工学倫理」 高橋、尾原、広川著 理工図書
副読本:「そのとき、エンジニアは何をするべきなのか」 A.S.Gunn, P.A. Vesilind著、藤本、松尾訳 森北出版
    
成績評価方法と基準 出席は必要条件であり、8割以上出席した者が成績評価の対象になる。
評価は、期末試験(50点)、プレゼンテーション及び課題レポート、宿題レポート(50点)の総計100点で行い、総計点数/10を四捨五入して最終成績とし、最終成績6以上を合格とする。
オフィスアワー 水谷は非常勤なので、授業時間終了後に教室で質問等を受け付ける。授業時以外の質問意見等は電子メールで対応する。E-mail: mizutani@ss.mach.mie-u.ac.jp
パソコンの使い方、パソコンによる発表資料の作成方法等については、TAが対応する。TAのオフィスアワーについては最初の授業時に示す。
授業改善への工夫
グループ討論や討論結果の発表など学生が主体的に授業に参加できるように工夫している。
技術者倫理に関する図書を多数購入して機械工学科図書室で閲覧できるようにしてあり、授業時間以外にも自習ができるようにしている。
技術者倫理に関連する教材ビデオを準備しており、一部は授業で使用している。
授業計画・学習の内容と課題
学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回 はじめに、倫理とは、技術者の特質
第2回 技術者倫理の必要性、学協会の倫理規定
第3回 インフォームド・コンセント、安全に関する制度
第4回 企業と技術者、製品に対する技術者の責任
第5回 失敗学の紹介(ビデオ使用)
第6回 事故調査、リコール制度、製造物責任法、グループ討論
第7回 グループ討論の発表
第8回、第9回 事例をもとに技術者倫理を考える(ビデオ使用)
第10回 パターナリズム、コンセンサス会議
第11回 警笛鳴らしと内部告発(ビデオ使用)、グループ討論
第12回 グループ討論の発表
第13回 知的所有権、論理的問題の解決策
第14回 個人情報保護法、まとめ
第15回 期末試験
○1回目の授業で「技術者の特徴」について尋ねる予定にしている。1回目の授業までに、参考書、インターンネット等で調べておくこと。
○技術者、企業の「倫理」に関連する事柄について、平素より、新聞の「社会面」、「経済面」、テレビやラジオの「ニュース」、「ニュース解説」などで情報を集めておくこと。

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