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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・基礎看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
看護学科2年次前期に履修
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 薬理学
やくりがく
Pharmacology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-PAPH-2121-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 看護学科棟 第一講義室

担当教員 ○桝屋正浩(基盤看護学), 岩本卓也(附属病院 薬剤部), 田坂 健(附属病院 薬剤部), 岡本明大(附属病院 薬剤部), 佐々木典子(附属病院 医療安全管理部), 朝居祐貴(附属病院 薬剤部), 山本憲彦(附属病院 総合内科),鈴木 圭(附属病院 救命救急センター), 安間太郎(免疫学), 中島亜矢子(附属病院 膠原病センター), 高村光幸(附属病院 漢方医学), 松田紘子(附属病院 薬剤部), 向原里佳(附属病院 薬剤部)

○MASUYA, Masahiro, IWAMOTO, Takuya, TASAKA, Ken, OKAMOTO, Akiharu, SASAKI, Noriko, ASAI, Yuki, YAMAMOTO, Norihiko, SUZUKI, Kei, YASUMA, Taro, NAKAJIMA, Ayako, TAKAMURA, Mitsuyuki, MATSUDA, Hiroko, MUKOUHARA, Rika

実務経験のある教員 桝屋正浩、岩本卓也、田坂 健、岡本明大、佐々木典子、朝居祐貴、山本憲彦、鈴木 圭、安間太郎、中島亜矢子、高村光幸、松田紘子、向原里佳:三重大学医学部附属病院やその他の医療機関で医師または薬剤師として実務経験あり

SDGsの目標
連絡事項 講義日時が変更となることがありますので、事前連絡しますが確認をしっかりしてください。

2025年2月には医学科学生と共同で学ぶ”薬理学ロールプレイ”がありますので、この講義で学んだ知識をその場で活かして欲しいです。多くの学生の参加を期待します。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 患者診療において薬物療法は非常に重要であるが、最終的に患者に薬物を渡す(投与する)のは看護師であることが多く、また、化学療法はじめ各種薬剤治療を行う中で患者に起こる様々な変化(副作用を含む)を逸早く見つけることも看護師に求められる。そういった観点から、看護師が薬物の作用機序、薬物動態、効能および副作用を理解することは非常に重要である。
 薬物が人体や動物あるいは微生物にどのように働くか、どのような効果が現れるのか(薬理作用の研究)、薬物がどのように効くのか(薬物の作用機序の研究)、薬物がどの程度、体内に取り込まれ(薬物の吸収)、体内でどのような運命をたどり(薬物の代謝・分布)、体外へ出て行くのか(排泄)、また薬物の毒性(中毒学)や副作用などについて講義する。
 これらの講義を、専門家として患者診療に当たる医師ならびに附属病院で実際に働く薬剤師が担当することで、実践医療で有用な知識も学ぶことが可能となる。
学修の目的 どのような機序で薬物が作用するのかを理解する。そのことを踏まえてさまざまな薬剤がどのような効果と副作用が発生するのかを理解できるようになる。
学修の到達目標 処方薬・市販薬・その他の薬剤の分類、期待される効果、安全性、副作用、相互作用などの知識を得る。そして、必要な対象者にそれらの内容の概略を説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

臨床病態学で学ぶ疾患と関連づけて学習することを勧めます。

成績評価方法と基準 小テストと期末試験(100%)で評価する。合計が60%以上で合格とする。3分の2以上の出席があることが期末試験の受験資格である。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 系統看護学講座 専門基礎分野(疾病のなりたちと回復の促進3) 薬理学 (吉岡光弘 他2名) 医学書院
参考書
オフィスアワー 連絡窓口教員:桝屋正浩 木曜日12:00~13:00
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 薬物動態、薬理学、医薬品情報
Key Word(s) Pharmacokinetics, Pharmacology, Pharmaceutical Information
学修内容 学習内容
 ①薬理学総論
 ②薬物動態学総論
 ③抗感染症薬・消毒薬
 ④緩和医療(末梢神経作動薬、オピオイド)
 ⑤薬物相互作用・副作用
 ⑥呼吸器・消化器系作用薬
 ⑦物質代謝の作用薬
 ⑧中枢神経作用薬
 ⑨救急の際に使用される薬物
 ⑩生殖器系作用薬
 ⑪漢方薬
 ⑫抗がん薬
 ⑬免疫治療薬・アレルギー・抗炎症薬
 ⑭心臓・血管系作用薬
 ⑮医薬品情報
 ⑯期末試験

講義の順番が変わる可能性がありますので、Moodleで確認するようにしてください。
事前・事後学修の内容  教科書で事前学習を行い、授業中で解説のあった重要なポイントに関して、復習してください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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