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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・美術
科目名 美術理論及び美術史
びじゅつりろんおよびびじゅつし
Theory and History of Art
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 1年次
期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 造形芸術論
ぞうけいげいじゅつろん
Theory of Visual Art
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-arts-ARTS1052-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 S-201教室

担当教員 岡野智子(非常勤講師)

OKANO Tomoko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 前期の「美術史概説」に続き、より深く日本美術の歴史と背景、作品に込められた意味や制作の動機、社会や後世に及ぼした影響などを考察する。祈りや願いが生み出す造形、権威の象徴として制作された絵画や彫刻、暮らしを豊かに彩るために求められた衣装や調度。海外の影響も大きく受けながら、独自の美意識を紡いでいった人々ー「制作者」「注文主」「鑑賞者」「保管者」の視点を拠り所とし、日本の美術を形成してきた基盤を探る。作品の形態や材質にやよる表現の多様性、特に屛風や絵巻物、金箔の使用など、日本美術特有の展開にも視野を広げる。学期中、数回展覧会見学を実施し、実作品を鑑賞する機会を設ける。
学修の目的 学生は、美術作品が生み出され、鑑賞、愛蔵された歴史や社会的な背景をより広い視野から認識する。美術表現に込められた制作者・注文者の目的を理解し、鑑賞者・保管者の意思も洞察する。唐絵・漢画・西洋画等の外来の絵画に対する「やまと絵」の概念・様式を知る。日本の生活風土に根ざした作品の形態、材質などの知見を得る。
学修の到達目標 作品成立を促した時代性、社会的背景、個人的な動機、伝来などを関連付け、作品を多角的に捉えることができる。同時代の作例と異なる時代、地域の作例を比較検討し、共通性や相違点を認識する。日本美術史の基本的な知識と作品を確かに捉える力を培うことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

「感じる力」= 20%、「考える力」= 60%、「生きる力」= 10%、「コミュニケーション力」= 10%

成績評価方法と基準 ①「今日のお気に入りカード」(授業ごとのコメントカード)の記述内容   全体評価の50%
②学期末のレポート                             全体評価の25%
③見学会のレポート(授業で実施する見学会の課題)             全体評価の10%
④展覧会レポート(事前事後学習として各自で行く展覧会見学による)     全体評価の15% 
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 主にパワーポイントにより、テーマごとに多数の作品を提示、表現や材質を具体的に画像で示す。
美術館見学等の情報、機会を積極的に提示、実現を促す。
教科書 適宜提示する。
参考書 適宜提示する。
オフィスアワー 毎週水曜日 13:00~14:00
受講要件 ①「履修要領」を配布・説明するので原則初回講義出席のこと。上記授業形態と「履修要領」に記載の内容を熟読・理解し了解の上、履修登録する。
②事前事後学習の一環として各自で展覧会に行き実作品の鑑賞を行う(経費自己負担)。*無理のない範囲で自己責任において可能な場合に行うこと。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 展覧会見学(三重県・愛知県・岐阜県等東海地域)に必要な交通費・入館料等の諸経費は受講生の負担とする。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード  やまと絵 祈りの美術 権力と美術 
Key Word(s) yamato-e art of faith power and art
学修内容 第1回 やまと絵の美1 
第2回 やまと絵の美2
第3回 渡来の意匠1
第4回 渡来の意匠2
第5回 動物の意匠1
第6回 動物の意匠2
第7回 祈りの造形1
第8回 祈りの造形2
第9回 権力の表象1
第10回 権力の表象2
第11回 屛風絵1
第12回 屛風絵2
第13回 絵巻物1
第14回 絵巻物2
第15回 見学会(実施は学期中のいずれかの土・日)  
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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