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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 栄養化学特論
えいようかがくとくろん
Advanced Nutritional Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5171-009
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 655を予定しております

担当教員 西尾 昌洋(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

NISHIO, Masahiro

実務経験のある教員 西尾昌洋は,創薬ベンチャーであるデ・ウエスタン・セラピテクス研究所にて生物系のグループリーダーとして創薬をしてきた。その主だった研究は,動物と細胞と試験管内での実験とヒト試験の計画であり,栄養化学に近い形態にて行ってきた。そして,この講義でメインとなる再生医学の実験も行ってきたことより,栄養化学特論の講義にも応用可能である。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 タンパク質の構造と機能について, 細胞内輸送やタンパク質・アミノ酸の代謝, タンパク質含有未利用資源の高度利用・iPS細胞での目的タンパク質の機能などについて知ること。
この講義で,幅広い教養と倫理観を身につけ,生命・食料・健康に対する知識と技術を学び,科学的かつ論理的な思考により問題解決法を検討し,コミュニケーション能力を持ち行動し,社会変化に柔軟かつ自律的に対応することを学修する。
学修の目的 健康維持や増進に関係したタンパク質の機能について,幅広い知識を得る。iPS等の新しい技術を学び,自分の研究にもiPS細胞の技術等を利用可能であるかを考え,もしその技術を取り入れなくても自ら研究を見返すことを重点的な目的としている。また,講義で習うことを,実際の就職先に行っても役立つことを目的としている。
学修の到達目標 アミノ酸,タンパク質,などの生体内代謝の調節や未利用資源の高度利用に関する最新の情報の紹介を通して, 健康維持や増進に関係した栄養機能発現に関するメカニズムについて理解する。また,再生医療の分野での基本となるiPSやES細胞の基本的なことを学び,実際的なことをメインとしている。このために,実際にこれら細胞系での実験を鑑みて自分の実験に活かせるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートと発表・討論を評定する
レポート:20%,発表:60%,討論:20%として,成績を評価する
評価基準は,レポートにより日頃の学修を評価し,自分で読んできたテーマにおいてどの位の進達度があルカを評価し,その討論でコムニケーション力も含めた到達度があるかを評価する
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 使用しない。
参考書 最新疾患モデルと病態解明, 創薬応用研究, 細胞医薬創製研究の最前線
オフィスアワー 毎週月曜日12:00-13:00
受講要件 無し
予め履修が望ましい科目 無し
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=12989
キーワード アミノ酸,タンパク質, 遺伝子, 未利用資源, iPS細胞, ES細胞
Key Word(s) amino acid, protein, gene, unused resources, iPS cell, ES cell
学修内容 第1回 タンパク質の構造(1)
第2回 タンパク質の構造(2)
第3回 タンパク質の機能
第4回 タンパク質の細胞内輸送
第5回 タンパク質の代謝
第6回 タンパク質の有効利用について(1)
第7回 タンパク質の有効利用について(2)
第8回 再生医療のES細胞を用いた実験
第9回 再生医療のiPS細胞を用いた実験
第10回 再生医療のES細胞を用いた応用性
第11回 再生医療のiPS細胞を用いた応用性
第12回 再生医療にES細胞の有効な利用法
第13回 再生医療にiPS細胞の有効な利用法
第14回 タンパク質含有未利用資源や再生医療の高度利用(1)
第15回 タンパク質含有未利用資源や再生医療の高度利用(2)
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 講義は,毎回栄養化学に関する講義をし,毎回の講義の予習・復習に2時間を必要とする。
また,講義内容に関する最新論文を個人で調査し,パワーポイントを用いて紹介する。
第1回 タンパク質の構造(1)の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第2回 タンパク質の構造(2)の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第3回 タンパク質の機能の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第4回 タンパク質の細胞内輸送の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第5回 タンパク質の代謝の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第6回 タンパク質の有効利用について(1)の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第7回 タンパク質の有効利用について(2)の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第8回 再生医療のES細胞を用いた実験の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第9回 再生医療のiPS細胞を用いた実験の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第10回 再生医療のES細胞を用いた応用性の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第11回 再生医療のiPS細胞を用いた応用性の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第12回 再生医療にES細胞の有効な利用法の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第13回 再生医療にiPS細胞の有効な利用法の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第14回 タンパク質含有未利用資源や再生医療の高度利用(1)の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
第15回 タンパク質含有未利用資源や再生医療の高度利用(2)の予習と復習をし,この講義の内容を述べることが出来うる様になる
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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