三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 工学部情報工学科 ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 データベース論
でーたべーすろん
Database Theory
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 河合敦夫

学習の目的と方法

授業の概要 DBは、銀行のオンラインシステム、皆さんの成績処理システム等を初めとして、社会や企業の様々な場所において、構築・利用されている。したがって、DBの仕組みを理解することは、情報処理技術者において、必修の素養と考えられる。このことは、情報処理技術者の試験において、DBに関する出題が、大きな部分を占めていること等からも、裏付けられる。この講義では、DBMS(Data Base Management System)の簡単な仕組みや、DBの設計の概要等について講義を行う。なお、現状では、関係型データベース(RDB)が、最も良く使用されている実状に鑑み、この授業においても、RDBを中心に講義を行う。
 また、学生が「ソフトウェアの設計」とは、何であるかを具体的に理解するために(DB用のプログラミング言語であるSQLや、細かな技術よりも)「データベースの設計」に主眼をおいて授業を行う。これは、データベーススペシャリスト試験においても、DB設計が最頻出事項であることにもよる。
学習の目的
学習の到達目標 応用情報技術者試験に出題されるDB関連の問題が解けること。
データベーススペシャリスト試験の午後Ⅰの問題が解けること。
「ソフトウェアの設計」が、どんな業務になるかを、具体的な問題を解くことにより、体得する。
(他学科の場合は、工場見学等で、実際の現場を見学することによって、就職時の仕事のイメージを高めていくこともできる。しかし、ソフトウェア作成現場を見学しても、パソコンと机が並んでいるだけで、その仕事の中身は理解しにくい。そのため、通信販売システム、業務管理システム、航空券販売システム等のデータベース設計の模擬問題を解くことにより、ソフトウェア設計の具体的な意味が理解できる)
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 教科書:データベーススペシャリスト合格教本、技術評論社、金子則彦(著者は年度により異なる)(原則として当該年度の版を購入。H29年度開講時はH29年版)約3400円(授業は書類上は後期開講であるが、前倒し補講を、8月上旬(期末試験直後)又は9月下旬に行なう。そこで、教科書は7月末に生協で購入)。前倒し補講の目的は、期末試験を前倒しで行ない、2月への試験の集中を避けるためである。!!!H28年度と教科書は異なる!!!
参考書 参考書:以下のいずれの本も、図書館に1冊あります。本の題名等の後に、{ }で、各本のコメントを記載。
データベーススペシャリスト完全教本、日本経済新聞出版社、金子則彦(著者は年度により異なる){2年生の時に不合格の人が、過去問をやる時には最適の本、数年間分がある。3年次に合格をめざすなら、全年度、必ずやるべし!。2015年度より、休刊}
IT text データベース、速水治夫、宮崎収兄、山崎晴明(情報処理学会編集)、オーム社、2500円
リレーショナルデータベース入門「新訂版」、増永良文、サイエンス社、2600円{DBの理論的な側面に興味が強い人向け}
初歩のデータベースー「表のサイエンス」入門、村井哲也、昭こう堂{RDBの表の正規化の部分に絞って、丁寧に書かれている。通常の教科書では、正規化が理解できない人向け。但し、理解した後に、他の参考書(上記の日経新聞社等)で、実践的な練習問題をたくさん解かないと真の実力はつかない}
徹底攻略、データベーススペシャリスト教科書、インプレス、瀬戸美月、約3000円{H28年度までの教科書}
応用情報技術者試験の午後問を中間期末試験とすることもあるので、こちらの問題集も解くと良い(特に再履修者)。但し、「応用情報」のSQLの出題は、煩雑かつ細かすぎるので習得は不要。
成績評価方法と基準 評価は、中間及び期末試験(合計100点)で行い、最終成績6以上(60点以上)を合格とする。全ての試験は、教科書ノート等の持ち込み不可で行う。欠席の回数が多い場合は、中間・期末試験の受験資格を失う。また、中間試験の配点は少ないが、その点数が悪い場合も、期末試験の受験資格を失う。
オフィスアワー 授業実施日の授業終了以降に、授業を実施した教室または情報棟4階河合教員室にて対応(基本的には、少なくとも18時前後までなら在室している)。事務的な話であれば、電子メールによる受け付け可(E-mail:kawai@ai.info.mie-u.ac.jp)ではあるが、直接、居室へ来てもらった方がスムーズか 。
受講要件
予め履修が望ましい科目 離散数学、プログラミング基礎および演習、計算機ハードウェアなどを、履修済みの方がかなり望ましいが、必修条件ではない。なお、オブジェクト指向DBを理解するためには、計算機言語論Ⅱにおいて、オブジェクト指向の概念を理解することが必要であるため、本授業では取り扱わない。また、長い文書からなるソフトウェア仕様書(DB設計書)を正確に理解するためには、現代国語の能力も必要となる。
発展科目
授業改善への工夫 教科書や問題集に載っている具体的事例は、各種の業界における企業内で構築されているシステムも多い.こうした事例には、学生自身に企業内での実務経験が無いことにより、理解しにくい事例も、一部、含まれる。こうした事例を、なるべく避け、文教システムの事例を可能な範囲で多くする工夫をしつつある。
その他

授業計画

キーワード
Key Word(s)
学習内容 H28年度は、数回分の日程を前倒しで行う。具体的には、8月上旬(期末試験の後半の予備日か、その直後)か、9月下旬(25日以降)。実際の開講日は、7月末を目処に掲示する。なお、前倒しの講義回のみ、成績上位の再履修者(評点5など)は、出席不要。

第1回 実社会におけるDBの重要性、情報システムの発展とDB
第2回 ファイル処理とDB処理の違い
第3回 データベースモデルの概要(階層型、ネットワーク型、関係型(RDB)、オブジェクト指向型)
第4回 DBMS使用の目的、RDBの概要
第5回 RDBでの集合演算(合併、共通部分、差、直積)、関係演算(選択、射影、結合、除算)
第6回 DBの設計手順、実体関連モデル(ER図)
第7回 RDBの正規化(非正規形、第1正規形、関数従属、候補キー、第2正規形)
第8回 RDBの正規化(第3正規形、正規化の目的や必要性、演習問題)
第9回 データベース用のプログラミング言語:SQL(DDL、DML、DCL)、
     SQLと他のプログラミング言語(C言語等)との関係
第10回 SQL(その2) 選択、射影、結合、行の削除、更新、挿入、文字の検索等
第11回 3層スキーマ(外部スキーマ、概念スキーマ、内部スキーマ)、ビュー
第12回 一貫性制約記述
第13回 DBMSの制御機能(排他制御、デッドロック、)
第14回 DBMSの障害制御(ロールバック、ロールフォワード)
第15回 
第16回 定期試験
学習課題(予習・復習)
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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