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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
研究コースおよびCNSコース必修
授業科目名 小児看護学特論Ⅲ
しょうにかんごがくとくろんさん
Advanced Child and Health Nursing Ⅲ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-PEDI6202-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 原則として対面授業。教室については別途案内します。

担当教員 ○松岡 真里,村端真由美(医学系研究科看護学専攻), 河俣あゆみ, 西村規予子(三重大学医学部附属病院), 大北真弓(みえキッズ&ファミリーホームケアクリニック)

〇MATSUOKA Mari, MURABATA Mayumi, KAWAMATA AYUMI, NISHIMURA Kiyoko, OKITA Mayumi

実務経験のある教員 松岡 真里:小児看護専門看護師として小児看護の実務経験があり、小児看護学特論Ⅱで教授する内容全般の知識・技術を有している。
村端真由美:看護師として小児看護の実務経験があり、小児看護学特論Ⅱで教授する内容全般の知識・技術を有している。
河俣あゆみ:小児看護専門看護師として小児看護の実務経験があり、小児看護学特論Ⅲで教授する内容全般の知識・技術を有している。
西村規予子:小児看護専門看護師として小児看護の実務経験があり、小児看護学特論Ⅲで教授する内容全般の知識・技術を有している。
大北真弓:看護師として小児看護の実務経験があり、小児看護学特論Ⅲで教授する内容全般の知識・技術を有している。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 さまざまな場所、病期にあるこどもとその家族がおかれた状況をとらえ、倫理的判断・臨床判断に基づいて分析し、careとcureを統合した高度実践看護を探究する能力を養う。
学修の目的 1.さまざまな場所、病期にあるこどもとその家族を包括的にアセスメントし、倫理的課題の分析に基づいた高度実践看護について考察する。
2.さまざまな場所、病期にあるこどもの臨床判断を行い、成長発達に応じたcareとcureを統合した具体的な高度看護実践を学ぶ。
3.文献検討や看護実践事例の分析および討議を通して、関心領域の研究に関するトレンドを知り、エビデンスに基づいた高度実践看護を開発する視点を養う。
学修の到達目標 1.さまざまな場所、病期にあるこどもとその家族を包括的にアセスメントし、倫理的課題の分析視点と方法を理解し、高度実践看護について考察することができる。
2.さまざまな場所、病期にあるこどもの臨床判断を行い、成長発達をふまえた高度看護実践について考察し、説明することができる。
3.関心領域の研究成果や関連する研究のトレンドを知り、エビデンスに基づいた高度実践看護を開発するための研究課題を説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 プレゼンテーション(資料を含む)40%、質疑応答を含めた討議への参加度30%、レポート30%を総合して評価する。
レポート:新生児医療、急性期医療、慢性期、終末期、障害児医療の中から、学生自身の実践経験での1事例を取り上げ、自身が行ったケアの倫理的判断・臨床判断を分析し、自己の課題とともに、その領域における高度看護実践について文献的考察を含めレポートを作成する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 初回授業時、参考文献リストを提示する。その他、随時授業で提示する。また、プレゼンテーション資料作成においては、各自必要な資料・文献を用いること。
オフィスアワー 特に定めませんので、事前にアポイントをとって、お越しください。
受講要件
予め履修が望ましい科目 小児看護学特論Ⅰ・Ⅱ
発展科目 小児看護学特論Ⅳ
小児看護学演習Ⅰ・Ⅱ
小児看護学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
その他 各回の授業内容にそって、参考書や関連文献を活用し事前に学修し、作成した資料をもとにプレゼンテーションを行い、学生・教員間のディスカッションを行う双方向の授業を展開する。
一部の授業で、がん看護学分野の学生との演習を行います。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード careとcureを統合、高度実践看護、症状マネジメント、臨床疑問、
Key Word(s) Integration of care and cure, Advanced Practice Nursing, Symptom management, Clinical questions
学修内容 第1回:小児看護における高度実践看護と求められるコンピテンシー
第2回:小児看護における看護倫理
第3回:高度医療施設における倫理的課題と高度実践看護の役割
第4回:小児看護領域における高度看護実践と看護管理的視点
第5回:こどもの症状マネジメントと高度看護実践①
第6回:こどもの症状マネジメントと高度看護実践②
第7回:NICUに入院するこどもと家族に対する高度実践看護
第8回:在宅で暮らす疾患や障害のあるこどもと家族に対する高度実践看護
第9回:小児期発症の慢性疾患をもつこどもと家族に対する高度実践看護
第10回:こどもの意思決定と高度実践看護
第11回:終末期にあるこどもと家族の体験と高度実践看護
第12回:こどもの死・喪失・ビリーブメント
第13回:さまざまな場所・病期にあるこどもと家族への高度看護実践①
第14回:さまざまな場所・病期にあるこどもと家族への高度看護実践②
第15回:さまざまな場所・病期にあるこどもと家族への高度看護実践③
事前・事後学修の内容 各回の授業内容にそって、最新の国内外の研究論文、参考書を活用して事前学修し、プレゼンテーション資料を作成する。授業内でのディスカッションを通して気付いた点や課題について、事後学修を行う
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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