三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 信号処理
しんごうしょり
Signal Processing
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ECOM-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 羽多野 裕之(工学研究科 電気電子工学専攻)

HATANO, Hiroyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 信号処理技術は,アナログ/ディジタル信号の解析,処理,評価に際して必要不可欠な技術で有り,特に情報通信分野で広く利用されている.本講義では,アナログ信号とディジタル信号を統一的に理解できるように講義する.特に,アナログ信号からディジタル信号への変換法,ディジタル信号の表現法,標本化定理,信号のシステム応答,畳み込み,フーリエ級数展開,フーリエ変換,離散フーリエ変換等について重点的に学習する.
学修の目的 時間軸と周波数軸上での信号表現と各種信号処理技術について理解することが出来る。
学修の到達目標 時間軸と周波数軸上での信号表現と各種信号処理技術について理解する。学習・教育目標の中の情報技術の分野において、「基礎知識と専門知識」に関する能力を向上する。

★学習・教育目標:「基礎・専門知識」、「自主的継続的学習能力」、「制約下での仕事」に関する能力を向上させる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
 基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
 デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
 コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
 自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
 制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
学習・教育目標との関連(達成度点検シートの重み)
基礎・専門知識(0.8)
自主的継続的学習能力(0.1)
制約下での仕事(0.1)
成績評価方法と基準 出席は必要条件であり,7割(11回)以上出席した者を単位授与の対象者とする。
評価は,授業中に実施する演習および期末試験の総計100点で行い,総計点数/10を四捨五入して最終成績とし,最終成績6以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 資料をMoodleで配布する予定である.
演習を随時行うことにより理解度を深める.
また,各授業におけるアンケートによって学生へのフィードバックを実施する.
教科書 資料をMoodleで配布する予定である.
参考書
オフィスアワー 適宜柔軟に対応する.事前に電子メールで連絡してください.
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 フーリエ解析と偏微分方程式,情報理論
発展科目 情報通信工学,光・電磁波工学,通信システムとネットワーク
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード フーリエ級数展開、フーリエ変換,離散フーリエ変換(DFT),標本化定理,量子化,伝達関数,フィルタ
Key Word(s) Fourier series transform, Fourier transform, discrete Fourier transform, sampling theory, Quantization, Transfer function, Filter
学修内容 第1回:ガイダンス(信号処理技術の必要性について)
第2回:複素数の演算法
第3回:周期信号とフーリエ級数展開
第4回:フーリエ変換
第5回:短時間フーリエ変換
第6回:アナログからディジタルへ,サンプリングとサンプリング定理
第7回:A/D変換とD/A変換,サンプリング定理,量子化
第8回:離散時間フーリエ変換
第9回:離散フーリエ変換
第10回:離散時間システム
第11回:ラプラス変換と伝達関数
第12回:z 変換
第13回:ディジタルフィルタ
第14回:ディジタルフィルタ
第15回:適応フィルタ
第16回:期末試験
事前・事後学修の内容 教科書,参考書,資料等を用いて当該日内容の予習,復習を行うこと.
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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