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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・数学
科目名 代数学
だいすうがく
Algebra
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次
75 期生
主に数学教育コース75期生を対象とする。
卒業要件の種別 必修
数学教育コース75期生は必修。
授業科目名 代数学概論Ⅰ
だいすうがく がいろん いち
Elementary Algebra Ⅰ
単位数 2 単位
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
74, 73, 72, ,,, 期生
主に数学教育コース74、73、、、期生を対象とする。なお、2024年度後期開講分の「代数学概論」(75期生には「代数学概論Ⅱ」の講義名で開講)も受講すること。
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 代数学概論
だいすうがく がいろん
Elementary Algebra
単位数 ④ 単位
ナンバリングコード
educ-math-MATH2011-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

74、73、、、期生は、2024年度後期開講分の「代数学概論」(75期生には「代数学概論Ⅱ」の講義名で開講)も受講すること。

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 肥田野 久二男(教育学部)

HIDANO, Kunio

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「基礎線形代数学Ⅰ,Ⅱ」の続きを学び、線形代数学についての基礎学力の向上を図る。特に、基底が与えられた(有限次元)ベクトル空間の間の線形写像が行列で表現できることや、ベクトル空間上の線形変換の固有値と固有ベクトルに関する基本事項を学ぶ。この授業では問題演習も行う。
学修の目的 線形代数学について学ぶことで、小学校算数科の「数と計算」「変化と関係」、および中学校数学科の「数と式」「関数」への理解を深め、高等学校数学科「ベクトル」の内容を指導するための専門的知識と技能を修得することがテーマである。
学修の到達目標 ベクトル空間の基底と次元、線形写像と表現行列、そして固有値と固有ベクトルの概念を理解し、基本的な具体例を扱って正しく計算や証明ができることを到達目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験による。ただし、レポートの提出状況や受講態度等も考慮して総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 毎回、適量の演習問題を宿題として課す。
教科書 『入門 線形代数』(三宅 敏恒著、培風館)ISBN-13:978-4563002169
参考書 適宜、授業中にプリントを配布する。
オフィスアワー 毎週月曜日16:20~17:50,解析学第2研究室
受講要件 「基礎線形代数学Ⅰ,Ⅱ」を履修済みであること。
予め履修が望ましい科目 「基礎線形代数学Ⅰ,Ⅱ」をあらかじめ履修しておくこと。
発展科目 75期生:代数学概論Ⅱ
74,73,,,期生:代数学要論
その他 【重要】74、73、、、期生へ:2024年度後期開講分の「代数学概論」(75期生には「代数学概論Ⅱ」の講義名で開講)も受講すること。75期生対象に「代数学概論Ⅰ」(前期)、「代数学概論Ⅱ」(後期)の講義名で開講される二つの講義の両方を受講して試験に合格することで「代数学概論」の4単位を取得できる。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ベクトル、1次独立、ベクトル空間、基底、次元、線形写像、固有値、固有ベクトル
Key Word(s) vector, linear independence, vector space, basis, dimension, linear mapping, eigenvalue, eigenvector
学修内容 第1回:ベクトルの1次独立と1次従属(導入)
第2回:ベクトルの1次独立と1次従属(発展)
第3回:1次独立なベクトルの最大個数(導入)
第4回:1次独立なベクトルの最大個数(発展)
第5回:ベクトルの1次独立性に関する例題について
第6回:ベクトル空間とその基底および次元(導入)
第7回:ベクトル空間とその基底および次元(発展)
第8回:ベクトル空間とその基底および次元(応用)
第9回:線形写像と次元定理(導入)
第10回:線形写像と次元定理(発展)
第11回:線形写像の表現行列(導入)
第12回:線形写像の表現行列(発展)
第13回:固有値と固有ベクトル(導入)
第14回:固有値と固有ベクトル(発展)
第15回:固有値と固有ベクトルに関する例題について
定期試験

ただし、これは計画であり、多少の変更を行うことがある。
事前・事後学修の内容 毎回、宿題を課すので、十分に時間をかけて解き、見やすい字でレポートにまとめて提出すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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