三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 「昭和期」政治史
とくしゅこうぎ 「しょうわき」せいじし
Political History of Shōwa period (1926-1989)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 瀧口 剛

TAKIGUCHI, Tsuyoshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  本授業では、「昭和期」(1926-1989)日本の政治外交・社会について講義を行います。
 昭和天皇の在位した「昭和時代」は、太平洋戦争をはさんだ激動の時代であり、現代日本の政治社会に対して直接的に大きな影響を与えました。戦前日本は昭和期に入りすぐ政党政治を経験しましたが、それが30年代には戦争の時代に入り軍部の力が非常に強い戦時体制へと変化しました。敗戦により、連合国の占領下において日本国憲法が制定され、再出発することになりました。独立後は冷戦下における55年体制のもとで高度経済成長を経験すると同時に対外政策、社会面の諸課題に直面することになりました。
 本授業ではこの政治プロセスを講義し、それが現代日本に何をもたらしたのか、あらためて考えてもらう機会としたいと思います。
学修の目的  受講生が、「昭和期」日本の政治社会の変容に関する体系的知識を得て、その意義を理解することが目的です。「昭和期」に関する知識と理解をもとに現代政治社会のあり方について考察する力を養うことができます。
学修の到達目標  本授業の目標は、受講者が「昭和期」日本の政治社会に関する知識とその意義について理解し、第三者に説明できることです。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト30%、期末試験70%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 パワーポイント、資料を用いて受講者の授業理解の便宜を図る。
教科書
参考書 北岡伸一『日本政治史 - 外交と権力 (増補版)』有斐閣
石川 真澄/山口 二郎『戦後政治史 岩波新書 (第四版)』岩波新書
境家史郎『戦後日本政治史 - 占領期から「ネオ55年体制」まで』 中公新書
その他は授業中に紹介する。
オフィスアワー 授業後
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18854
キーワード 昭和天皇、戦時体制、戦後改革、55年体制、高度経済成長、冷戦
Key Word(s) Emperor Showa、wartime regime、postwar reform、1955 System、high economic growth、cold war
学修内容 第1・2回 序論
・授業の概要、近代日本の来歴
第3回~第6回 戦前・昭和期 
・「憲政常道」の時代とワシントン体制下の外交
・戦争の時代と戦後への「遺産」
第7回~第15回 戦後・昭和期
・占領期・戦後改革と戦後デモクラシー
・55年体制の形成と展開
 一党優位政党制と高度経済成長
 冷戦と日本の対外政策
・55年体制の解体
 政界再編と冷戦の終焉
事前・事後学修の内容  授業前には参考文献や授業中に紹介する文献で下調べをしておいてください。授業後はレジメや資料を読み返しながら復習を行い、理解が蓄積されるよにしてください。最終的に全体の流れや意義をを把握するようにしてください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University