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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・その他
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
2024年は2年生(新カリ適用:看護学基礎ゼミナールⅠ)と一緒に受講する。
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 看護学基礎ゼミナール
かんごがくきそぜみなーる
Basic Seminar in Nursing
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-RESE-1801-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期後半

原則として、看護研究方法論が終了した後に開講

開講時間
開講時間は担当教員と調整してください。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 担当教員の指定する教室

担当教員 看護学科教員

実務経験のある教員 保健医療福祉分野における実務経験、ならびに看護学の教育と研究の経験があり、研究の基礎的知識・技術と研究者としての倫理観を備え、看護学研究の基礎を学部学生に教授するための能力をもっている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 少人数教育において主体的・能動的な学習態度を養い、対象の健康問題等に関する文献を系統的に検索、クリティークを通して看護研究の方法を理解する。
学修の目的 少人数学生による学修を通して、主体的・能動的な学習態度を養い、対象の健康問題等に関する文献をもとに看護研究の方法を理解し、関心あるテーマに関連した文献を系統的に検索・クリティークする力を養う。
学修の到達目標 1)少人数学生による学習の場において、主体的・能動的な学習を行うことができる。
 (1)積極的に自分の意見を述べる。
 (2)他者の発言を積極的に聴いている。
 (3)他者と積極的に討議する。
 (4)分からないことは自ら進んで調べる。
 (5)看護学基礎ゼミナールの学びと見出した自己の課題を述べる。
2)看護学分野で関心のある研究テーマに関連した文献を系統的に検索することができる。
 (1)看護学分野での自分の関心を明確にする。
 (2)自分の関心から文献検索するためのキーワードを設定する。
 (3)論文として質の高い文献を検索する。
 (4)研究テーマに関連して系統的に論文を収集する。
3)複数の研究論文を読み、その内容をクリティークすることができる。
 (1)クリティークのチェックリストを選定するために文献の研究デザインが分かる。
 (2)チェックリストの項目の「問い」の意味がわかる。
 (3)チェックリストに沿って、論文の問題点や優れた点を指摘する。
 (4)他者のクリティークした内容を理解し、意見を述べる。
4)看護研究の方法や論文作成上の基本的な知識について理解できる。
 (1)研究論文の基本的な構成に照らして文献を要約する。
 (2)研究疑問や研究目的の導き方を説明する。
 (3)研究目的から研究方法への導き方を説明する。
 (4)研究目的に応じた考察の仕方を説明する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 看護学基礎ゼミナール評価表(ルーブリック)に沿って評価する。
(主体的・能動的学習25%,系統的かつ学術的な検索20%, クリティークレベル35%,看護研究方法と論文作成に関する理解度20%)
学生は配付される評価基準をもとに自己評価を行い、評価表を担当教員へ提出する。
各回の授業を通して、本科目による学びと今後の課題を明確化する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 看護研究方法論の指定教科書
参考書
オフィスアワー 各指導教員が指定する時間
受講要件 看護研究方法論を受講済みであること
予め履修が望ましい科目
発展科目 看護学専門ゼミナール
看護研究(卒論)
その他 少人数による討議の場が、学生による主体的・能動的な学習の場となるように努力し、積極的に参加・運営すること。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16545
キーワード 健康科学,看護,文献検索,研究
Key Word(s) health science, nursing, literature review, research
学修内容  3年次前期の「看護研究方法論」の初回に「看護学基礎ゼミナール」のガイダンスを行う。
1. 受講者は看護学基礎ゼミナール担当教員に配属される。
2. 演習は、原則として担当教員毎の少人数グループに分かれて行われる。学習内容は以下のとおりである。
1)看護研究方法論において学習した文献検索方法を実践し、健康問題や看護に関する文献の検索を行う。
2)看護学分野における自らの関心を明確にし、その研究テーマに関連する文献を系統的に探索する。
3)看護研究方法論の学習内容「研究論文のクリティークと作成:視点と方法」を手掛かりに、入手した文献を熟読して内容をまとめ、グループメンバーに発表する。
4)発表内容をもとにグループメンバーによる文献検討を複数の文献について行い、各文献の成果や課題について考察する。
5)複数の文献を比較しながら、看護研究の方法と論文作成上の基本的事項について検討する。
3.自己の学習成果に関するレポートを作成し、担当教員に提出する。
4.ルーブリックを用いて学習到達目標に対する自己評価を行い、学びと課題を明確にする。

※学習成果物をポートフォリオとして整理・保管し、看護学専門ゼミナール・看護研究(卒論)へと学びを積み重ねていく。
事前・事後学修の内容 担当教員が初回に提示する。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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