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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 政治学原論演習
せいじがくげんろんえんしゅう
Seminar on Political Science
単位数 4 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 木曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 須川 忠輝(人文学部)

SUGAWA, Tadateru

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  本演習では、政治学や行政学における重要なテーマや現代の政治行政が直面する課題について、文献の輪読や共同研究などを通じて考察していきます。政治学には多様な分野がありますが、本演習が対象とするのは政治過程論、行政学・地方自治論、公共政策学、比較政治学などで扱うテーマです。
 通常の演習では、政治学や行政学に関係する文献の輪読を行います。参加者は、各学期に数回、指定文献の内容を報告し、論点を提示することが求められます。担当者の報告後、全員でディスカッションを行います。
 演習で扱うテーマや文献については、受講生の関心に応じて決定しますが、次のようなテーマが想定されます。
例)民主主義の後退、選挙制度の効果、ヨーロッパの政党制度、三重県の過疎対策、首長と議会の関係、若者の政治参加、地方分権の政治的分析。
学修の目的 国内外の政治行政に関する諸現象について、実証的な観点から捉えて、自らの言葉で説明できるようになる。
卒業論文の執筆に必要な政治学・行政学の基礎知識を身につける。
学修の到達目標 政治現象の背景にある因果関係を理解し、説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席、授業への参加度合い、口頭報告(100%)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 受講生の関心に応じて、文献を決定します。
参考書 授業中に提示します。
オフィスアワー 前期:火曜日12時~13時
後期:木曜日12時~13時
ただし、オフィスアワー時間内の訪問であっても、可能な限り事前に連絡をしてください。
受講要件 政治学原論を履修済みか履修予定であること。
予め履修が望ましい科目 政治学原論や行政学などの政治系科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19095
キーワード 政治、民主主義、選挙、政党、議会、執政、行政、地方自治、利益団体
Key Word(s) politics, democracy, election, political party, legislative politics and policymaking, executive branch, public administration, local government, interest group
学修内容 【前期】
 前期のはじめは、演習内容の理解や卒業論文の執筆に必要な、政治学・行政学における基本的な考え方や論理の組み立て方について学習していきます。例えば、『政策リサーチ入門 増補版:仮説検証による問題解決の技法』(伊藤修一郎、東京大学出版会、2022年)などのテキストを講読します。
 その後は、特定のテーマごとに、論文や研究書を輪読し、政治学や行政学の面白さに触れていきます。演習で扱う文献は古典や規範的研究ではなく、現代政治を対象とした実証的研究が中心になります。
 6月以降は、『学生論集』への投稿に向けて、演習参加者が全員で1つのテーマを選択し、共同で研究を行います。共同研究については、8月に中間発表を実施し、『学生論集』に投稿する原稿の執筆を進めていきます。
 また、初夏に東海地区の複数の行政・政策系ゼミとの合同ゼミに参加する予定です。例年の合同ゼミでは、1冊の書籍(新書が多い)をもとに、特定の政治や行政のテーマについて、他大学の学生とディスカッションや共同発表を実施します。

【後期】
 前期に引き続き、特定のテーマごとに、論文や研究書を輪読していきます。受講生の皆さんは、毎回の演習に参加しながら、卒業論文のテーマ選びを進めてください。
 また、ゲスト・スピーカーを招へいすることも検討しています。

受講生の希望や関心に応じて、上記の内容を変更する可能性があります。
事前・事後学修の内容 〇事前学修
 報告担当者は、指定文献の内容をまとめたレジュメを作成するとともに、ディスカッションの論点を用意する必要があります。
 ほかの受講生は、文献を読んだ上で、文献の内容に関するコメント(疑問点や感想)を用意してください。
〇事後学修
 授業中に提示した参考文献に目を通すとともに、授業で得た知識を卒業論文のテーマ選定や論文構想に活かしてください。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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