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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・音楽
科目名 指揮法
しきほう
Conducting
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 3年次
74 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 指揮法演習
しきほうえんしゅう
Seminar on Conducting
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-musi-MUSI3031-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部音楽棟 アンサンブル室、合唱室、多目的交流室(授業開始時はアンサンブル室に集合)

担当教員 森川 孝太朗(教育学部音楽教育コース)

Kotaro MORIKAWA

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ①音楽現場での指導や演奏に必要な指揮の基本動作を学ぶ。
②児童生徒たちの表現力を引き出す指揮の動作と練習の場においてふさわしい声掛けを学ぶ。
③児童生徒たちが性格に楽譜を演奏・歌唱し、なおかつ豊かに表現できるような練習の組み立て方法を学ぶ。
学修の目的 ①指揮の基本動作を身につける。
②指揮法の技術を分類し楽曲の各部分においてふさわしい指揮法を適宜選択しつつ、演奏者が発する楽音に対し注意深く聴いて何を助言すべきかを判断できる耳を育成する。
③合理的かつ効率的に目的に達するができるように演奏指導者・指揮者として練習計画を立案するとともに、実際の練習において児童生徒の表現意欲を喚起する指揮や声掛けができる。
学修の到達目標 ①音楽現場での指導や演奏に必要な指揮の基本動作ができるようになる。
②児童生徒たちの表現力を引き出す指揮の動作ができるとともに練習の場においてふさわしい声掛けを意識できるようになる。
③児童生徒たちが性格に楽譜を演奏・歌唱し、なおかつ豊かに表現できるような練習を組み立てることができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席(20%)、授業における取り組み(20%)、実技試験(60%)から評価する。
・実技試験についてバトンテクニックに関しては授業における取り組みも加味する。
・実技試験についてリハーサルテクニックに関しては9.~14.の授業における取り組みも加味する。
授業の方法 演習 実技

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 ガイダンス時に周知する。
参考書 2022年改訂版 教員養成課程「小学校音楽科教育法」(教育芸術社)
オフィスアワー 毎週水曜日10:30~12:30 場所:作曲・音楽理論研究室
受講要件 作曲法1を履修中であること
予め履修が望ましい科目
発展科目 器楽(伴奏法・合奏)2
その他 指揮法の技術には指揮棒の持ち方も含まれるが、教室の広さや受講生の物理的な間隔等の面から本授業では指揮棒を用いないこととする。したがって、本授業のために指揮棒を購入したり準備等したりする必要はない。
アナウンスや資料共有等でMoodleを使用するがMoodleのURLについては初回授業時等に周知する。また、登録は当方で行う。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 指揮の基本動作,表現,アンサンブル,コミュニケーション
Key Word(s) Basic movement of conducting,Expression, Ensemble, Communication
学修内容 1.ガイダンス
2.バトンテクニック①斎藤メソッドによる指揮法の分類とテンポの変化と強弱の表現方法
3.バトンテクニック② 2拍子
4.バトンテクニック③ 4拍子
5.バトンテクニック④ 3拍子
6.バトンテクニック⑤ 6拍子
7.バトンテクニック⑥ 1拍子と円環運動
8.バトンテクニック⑦ 様々な変拍子
9.リハーサルテクニック①Group A, Bに分かれ1週ごとに一グループから1名ずつ指揮者となって演奏指導をする(Group A:1回目)
10.リハーサルテクニック②Group A, Bに分かれ1週ごとに一グループから1名ずつ指揮者となって演奏指導をする(Group B:1回目)
11.リハーサルテクニック③Group A, Bに分かれ1週ごとに一グループから1名ずつ指揮者となって演奏指導をする(Group A:2回目)
12.リハーサルテクニック④Group A, Bに分かれ1週ごとに一グループから1名ずつ指揮者となって演奏指導をする(Group B:2回目)
13.リハーサルテクニック⑤Group A, Bに分かれ1週ごとに一グループから1名ずつ指揮者となって演奏指導をする(Group A:3回目)
14.リハーサルテクニック⑥Group A, Bに分かれ1週ごとに一グループから1名ずつ指揮者となって演奏指導をする(Group B:3回目)
15.実技試験
事前・事後学修の内容 バトンテクニックに関してはピアノや声楽の練習と同様、指揮動作が肉体に身に付くよう反復練習をすること。
リハーサルテクニックに関しては題材となる楽曲の分析(音楽理論の面、運指や息継ぎなど演奏方法の面、ふさわしい表現方法)を実施するとともに、効率的な練習となるよう段取りをあらかじめ設定することを怠らないこと。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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