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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・グローカル資源利用学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(グローカル教育コース)
授業科目名 簿記会計演習Ⅱ
ぼきかいけいえんしゅう2
Bookkeeping and Accounting ExerciseⅡ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3342-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
12月7日(土),8日(日),14日(土),15日(日)に開講予定
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 平岩勇一(非常勤講師)

HIRAIWA Yuichi

実務経験のある教員 公認会計士として実務にあたっている.本学・本コース卒業後に資格取得し,実務にあたっており,簿記会計の教育に加え,会計上の農業の特徴を踏まえた授業とすることができる.

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生物資源を利用する事業者の経営実態を把握・評価するために不可欠な簿記会計と財務分析の基礎について解説・演習を行う。経済行為は機械や建物など,長期にわたり使用可能な生産財と,原料や人件費など,毎回更新しなければならない生産財の組み合わせで成り立っているため,あらゆる資金的な動きをとらえるひつようがある.これを簿記会計の基礎として学ぶことにより,事業者の経営を科学的で論理的な思考として展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができるようになる.経済行為における考える力の基礎となる.
学修の目的 簿記会計の基礎知識を習得し,財務諸表から経営の特徴を読み取ることができるようになる.
学修の到達目標 [知識]貸借対照表と損益計算書の科目の違いを理解する
[技能]流動資本や固定資本,負債・資本など,貸借対照表の詳細を理解し,振替伝票の作成・仕分けができるようになる.
[態度]企業(商業)や団体の会計における財務諸表から経営の特徴を読み取ることができるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。
成績評価方法と基準 評価:毎回の授業における課題の回答状況60%,期末試験40%,合計60%で合格
[知識]貸借対照表と損益計算書の科目の違いを正確に理解している(40%)
[技能]日商簿記検定3級程度の問題のうち貸借対照表の勘定科目の仕分けの方法に関する練習問題を解き,時間内に正解を導き出せること(40%)
[態度]企業(商業)や団体の貸借対照表から,経営の特徴を読み取ることができる(20%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 指定する場合は事前に別途連絡します
参考書 適宜指定する
オフィスアワー 金曜日10:00~12;00(野中章久)
受講要件 簿記会計演習Ⅰ履修,もしくは日商簿記検定3級程度の知識を有することが望ましい.
予め履修が望ましい科目 簿記会計演習Ⅰ
発展科目 簿記会計演習Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 企業会計, 原価計算、財務分析
Key Word(s) Capitalcorporate accounting, cost accounting, financial analysis
学修内容 ① まず、4回ほどで簿記会計演習Ⅰにおいて学習した簿記3級程度の知識のより一層確かな定着を目指して、復習及び計算問題を中心とした講義を行います。
② 次に、簿記2級程度範囲の中で、試験上又は実務上重要と思われる勘定科目について、講義をするとともに計算問題を通じて、知識の習得を図ります。
③ ①、②とも会計実務及び監査実務上の話を交えながら、会計に興味を持っていただけるように講義を進めたいと考えています。
④ ただし、初回ガイダンスの際にアンケートを実施し、簿記検定の合格を主たる目的として本講義を受講する生徒が大半(約75%)の場合には、市販の問題集を指定教材とし、実戦形式の講義に変更することも検討します。
第1回  ガイダンス(簡単なアンケート実施)
第2回  簿記3級程度の知識の定着
第3回  簿記3級程度の知識の定着
第4回  簿記3級程度の知識の定着
第5回  簿記3級程度の知識の定着
第6回  簿記2級程度の知識獲得のための講義①及び計算問題
第7回  簿記2級程度の知識獲得のための講義②及び計算問題
第8回  簿記2級程度の知識獲得のための講義③及び計算問題
第9回  簿記2級程度の知識獲得のための講義④及び計算問題
第10回  簿記2級程度の知識獲得のための講義⑤及び計算問題
第11回  財務分析の基礎①
第12回  財務分析の基礎②
第13回  個別原価計算の基礎
第14回  総合原価計算の基礎
第15回  まとめ
事前・事後学修の内容 事前学習:予習として,次回授業該当部分を教科書等の解説を読む.例題を解き,教科書等の解説を理解していることを確認する.

事後学習:簿記会計の知識は「手を動かす」ことによって獲得できるので,練習問題・宿題に取り組む.授業中に示す参考文献の簿記問題集などにより,独自学習も実施する.授業内容に相当する練習問題を「手で覚える」水準となるよう,即座・思考せずに回答できる水準を目安として,練習を重ねる.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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