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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 政治思想史演習
せいじしそうしえんしゅう
History of Political Thought
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec3210-013
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 麻野 雅子(人文学部)

ASANO, Masako

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代社会で重要な政治思想・政治理論上の課題を取り上げ検討します。 現代政治理論の授業で取り上げている正義、民主主義、権力にまつわる問題のほか、公共性、自由、平等、権利といった政治思想・政治理論上の重要な概念について、勉強していきます。正義論から始めます。
学修の目的 政治理論・政治思想に関する文献を読み、基本的な知識を身につけることが学習の目的です。また文献の内容を適切に紹介できる能力をも身につけられるようにします。
学修の到達目標 政治理論・政治思想の基本的な知識を得たうえで、政治理論や政治思想が何を問題しているかを理解し、現代社会で起こっている具体的な政治問題を自分なりの視点から分析できるようになることが学習の到達目標です。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 適切な報告をしているか、積極的に発言や提案をしているかなど、文献の理解度や報告の的確さの程度、演習への積極性や貢献度によって評価します(100%)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 すべての受講生がこの演習(ゼミ)に愛着を持って積極的に取り組んでもらえるよう、良い雰囲気を作るように努めます。
教科書 サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)、川崎修・杉田敦(編)『現代政治理論』(有斐閣)、宇野重規『西洋政治思想史』(有斐閣)などから、受講生と相談の上、決定します。
参考書 参考書は授業の内容や受講者の関心に応じて適宜指示します。
オフィスアワー 月曜日12:00~13:00、場所は人文学部棟麻野研究室です。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 必ずというわけではありませんが、2年次に、現代政治理論ならびに政治思想史を受講していることが望ましいです。
発展科目 特にありません。
その他 この科目は法政コース統治システム履修プログラムに属します。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18877
キーワード 正義・自由・平等・権力・共同体・公共性・民主主義など政治思想上の諸問題を考察する。
Key Word(s) political theory, history of political thought
学修内容 演習の形態は、受講生の一人ないし複数の者が、報告者としてレジュメを作成し内容について説明をしたあと、全員で報告内容について議論するというオーソドックスなものです。後期は、受講生と相談のうえ、古典的な政治思想の文献を読むか、引き続き、政治思想や現代政治理論に関する文献を読むかを、決めます。また演習の最後には、受講生自らがテーマを選定して、そのテーマに関して勉強・研究し、報告する機会を設けます。 
以下がおおよその予定です。
1回~9回 サンデル『これからの正義の話をしよう』講読
10回~18回 学生論集の作成および文献講読
19回~30回 文献講読および卒業論文にむけての個人発表(1回ないし2回)
事前・事後学修の内容 事前学習では、指定されたテキストの範囲を丁寧に読んで、わからない部分を質問できるように準備しておいてください。事後学習では、ゼミ内での議論を踏まえたうえで、再度テキストの範囲を読み返し、理解を深めてください。具体的な方法については適宜指示します。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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